新編日本古典文學全集83・近世說美少年錄(1)

新編日本古典文學全集83・近世說美少年錄(1)

《新編日本古典文學全集83・近世說美少年錄(1)》是國小館出版的圖書,作者是徳田 武

基本介紹

  • 書名:新編日本古典文學全集83・近世說美少年錄(1) 
  • 作者:徳田 武
  • 出版社:國小館
  • 出版時間:1999年6月25日
  • 頁數:530 頁
  • ISBN:9784096580837
  • 叢書:新編日本古典文學全集
  • 售價:JPY 4267
內容簡介
曲亭馬琴畢生の幻の傑作読本が、初の完全翻刻・詳注・全訳で復活。 陶晴賢(すえはるかた)の大內義隆弒逆(しいぎゃく)という史実に材をとり、中國白話(口語體)小説の趣向を盛り込んだ、全六十回(講釈スタイルで「回」を使う)の曲亭馬琴の大作読本。注釈・現代語訳を施した完全な翻刻は、當全集が初めてで、本巻(1)は三分冊の一、第二十回までを収録。大內家の家臣陶隆房と京都の歌妓お夏との間に生まれた、主人公珠之介(晴賢)が、その美貌と才知を武器に次第に成り上がっていく様子を、馬琴獨特の緻密な構成と精緻な文體で展開する。運命に弄ばれ、次々に男に身を任せる淫奔な母、お夏。山賊に育てられ、また富豪に引き取られて贅を知り、そして希代の美貌によって大名の寵愛を得る珠之介。母子の流転の裏には、のちに逆臣となるべき邪心奸知が少年に芽生えていた……。『八犬伝』で世評を得た馬琴が、そ...(展開全部) 曲亭馬琴畢生の幻の傑作読本が、初の完全翻刻・詳注・全訳で復活。 陶晴賢(すえはるかた)の大內義隆弒逆(しいぎゃく)という史実に材をとり、中國白話(口語體)小説の趣向を盛り込んだ、全六十回(講釈スタイルで「回」を使う)の曲亭馬琴の大作読本。注釈・現代語訳を施した完全な翻刻は、當全集が初めてで、本巻(1)は三分冊の一、第二十回までを収録。大內家の家臣陶隆房と京都の歌妓お夏との間に生まれた、主人公珠之介(晴賢)が、その美貌と才知を武器に次第に成り上がっていく様子を、馬琴獨特の緻密な構成と精緻な文體で展開する。運命に弄ばれ、次々に男に身を任せる淫奔な母、お夏。山賊に育てられ、また富豪に引き取られて贅を知り、そして希代の美貌によって大名の寵愛を得る珠之介。母子の流転の裏には、のちに逆臣となるべき邪心奸知が少年に芽生えていた……。『八犬伝』で世評を得た馬琴が、それと並行して足かけ二十年にわたって書き継いだ大河小説で、『八犬伝』が主に男性読者に好まれたのに対し、本作は女性読者を熱狂させたという。お夏の奔放さは女性に科せられた呪縛からの開放ともいえるし、珠之介の美少年ぶり(當初の挿畫は國貞)とニヒルな生き方は、それほどまでに妖しい魅力をもつキャラクターなのであった。

相關詞條

熱門詞條

聯絡我們