《新編日本古典文學全集79・黃表紙/川柳/狂歌》是國小館出版的圖書,作者是棚橋正博,鈴木勝忠,宇田敏彥
基本介紹
- 書名:新編日本古典文學全集79・黃表紙/川柳/狂歌
- 作者:棚橋正博、鈴木勝忠、宇田敏彥
- 出版社:國小館
- 出版時間:1999年7月27日
- 頁數:626 頁
- ISBN:9784096580790
- 叢書:新編日本古典文學全集
- 售價:JPY 4657
內容簡介
うがち・もじり・見立て。江戸に花開いたパロディとナンセンスの饗宴 江戸時代中期、享保改革と寛政改革の中間に、いわゆる田沼時代を中心とする、比較的のびのびした享楽的・開放的な世情を背景に、江戸の地で花開いた戱作の文學。 「黃表紙」は、もともとは婦女童女向けの絵入り仮名書き出版物である草雙紙の、安永中期から文化初頭まで、およそ三十年間の呼稱です。草雙紙としての粗末な造本と、絵入り仮名書きでお子さま相手の出版という表面上の形式はそのままに、成人の鑑賞にもたえる第一線の文學に発展したものです。「川柳」は、本格的な俳諧の従屬派生物とでもいう意識から、雑俳と呼ばれるものの一種。正確には「川柳點の前句付(まえくづけ)」というべきもので、撰者の前句付の出題に対して、多くの人々が応募する萬句合(まんくあわせ)という、大衆庶民的な色彩の濃い文芸から発展しました。 「...(展開全部) うがち・もじり・見立て。江戸に花開いたパロディとナンセンスの饗宴 江戸時代中期、享保改革と寛政改革の中間に、いわゆる田沼時代を中心とする、比較的のびのびした享楽的・開放的な世情を背景に、江戸の地で花開いた戱作の文學。 「黃表紙」は、もともとは婦女童女向けの絵入り仮名書き出版物である草雙紙の、安永中期から文化初頭まで、およそ三十年間の呼稱です。草雙紙としての粗末な造本と、絵入り仮名書きでお子さま相手の出版という表面上の形式はそのままに、成人の鑑賞にもたえる第一線の文學に発展したものです。「川柳」は、本格的な俳諧の従屬派生物とでもいう意識から、雑俳と呼ばれるものの一種。正確には「川柳點の前句付(まえくづけ)」というべきもので、撰者の前句付の出題に対して、多くの人々が応募する萬句合(まんくあわせ)という、大衆庶民的な色彩の濃い文芸から発展しました。 「狂歌」は伝統的な和歌に対抗し、卑俗をもって高雅に挑戦するという遊び心から、天明期を頂點として文化運動の観を呈するまでになります。これらを総稱して戱作といい、権威のパロディや斬新奇警な観察がもたらす寫実、そして現実の戱畫化などを特色とします。本書はこの江戸の戱作精神のエッセンスをふんだんに盛り込みました。