新編日本古典文學全集40・松浦宮物語/無名草子

新編日本古典文學全集40・松浦宮物語/無名草子

《新編日本古典文學全集40・松浦宮物語/無名草子》是國小館出版的圖書,作者是樋口芳麻呂,久保木哲夫

基本介紹

  • 中文名:新編日本古典文學全集40・松浦宮物語/無名草子
  • 作者:樋口芳麻呂、久保木哲夫
  • 出版社:國小館
  • 出版時間:1999年4月
  • 頁數:349 頁
  • 定價:4076 日元
  • 裝幀:単行本
  • ISBN:9784096580400
  • 叢書:新編日本古典文學全集
內容簡介
『松浦宮物語』は小倉百人一首で名高い藤原定家の実験小説。舞台を中國にまで広げたまさに波瀾萬丈のスペクタクルです。本格的注釈の待たれる作品でした。時代は藤原の宮の御時、主人公の弁の少將氏忠は、容貌・才覚ともに抜群にすぐれ、學問一途、色事におぼれることもなかったのが、神奈備の皇女を見て心を奪われます。しかし、皇女は程なく入內し、少將も遣唐副使に任ぜられて渡唐。唐に渡ってからの氏忠は、唐帝のおぼえもめでたく、ある夜、老翁に出會い琴を習いました。そして翁の勧めで唐帝の妹華陽公主から琴の秘曲を授かりますが、公主の美しさに心亂れた氏忠は、約束した禁中で神秘的な契りを結ぶのでした。しかし公主は日本での再會を予言して息を引き取り、やがて唐帝も亡くなって、反亂が起こります。殘された母后と新帝を助ける氏忠の神変不可思議な大活躍により、反亂は鎮圧。平和が戻ったある夜、氏忠...(展開全部) 『松浦宮物語』は小倉百人一首で名高い藤原定家の実験小説。舞台を中國にまで広げたまさに波瀾萬丈のスペクタクルです。本格的注釈の待たれる作品でした。時代は藤原の宮の御時、主人公の弁の少將氏忠は、容貌・才覚ともに抜群にすぐれ、學問一途、色事におぼれることもなかったのが、神奈備の皇女を見て心を奪われます。しかし、皇女は程なく入內し、少將も遣唐副使に任ぜられて渡唐。唐に渡ってからの氏忠は、唐帝のおぼえもめでたく、ある夜、老翁に出會い琴を習いました。そして翁の勧めで唐帝の妹華陽公主から琴の秘曲を授かりますが、公主の美しさに心亂れた氏忠は、約束した禁中で神秘的な契りを結ぶのでした。しかし公主は日本での再會を予言して息を引き取り、やがて唐帝も亡くなって、反亂が起こります。殘された母后と新帝を助ける氏忠の神変不可思議な大活躍により、反亂は鎮圧。平和が戻ったある夜、氏忠は山里で簫を吹く妖艶な女と出會い契りますが、その女の薫りは母后と同じものでした。……貴公子のロマンスに、戦闘シーンや輪廻転生までからむという物語の面白さをふんだんに盛り込んだ作品です。 また『無名草子』は藤原定家の姪、俊成卿の女(実は孫)の作といわれ、『源氏物語』をはじめ『夜の寢覚』『狹衣物語』以下約30作品を取り上げて、歌集の論評にも及ぶ、わが國最古の物語評論集です。

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