元祿關東地震是發生在1707.12.31日凌晨2時左右的強地震。
震級M8.1~M8.6,海嘯席捲了東京灣到愛知縣外海的一帶區域,造成了巨大損失。
目前,推測震度為7,推測海嘯高度為三浦地區6~8m,三重縣尾鷲2m。東京灣3~4m。
本次地震還導致了大範圍的地殼變動。
基本介紹
- 中文名:大正關東地震
- 時刻:1707.12.31 2時左右
- 震級:M8.1~M8.6
- 震央:東京灣東南部、三浦半島海域
- 震度:震度7 相模 安防 (推測)
- 危害範圍:三重縣南部到茨城縣南部一帶
- 海嘯:巨大
- 類型:海溝地震
- 死亡:6000人左右
被害
被害
地殼變動情報
震度
推定震度 | |
---|---|
東海道(宿場町) | 江戸(5-6) - 品川(5-6) - 川崎(6) - 神奈川 - 程ヶ谷 - 戸冢(7) - 藤沢(6-7) - 平冢(7) - 大磯(6-7) - 小田原(7) - 箱根(6) - 三島(5-6) - 沼津(5) - 原 - 吉原 - 蒲原 - 由比 - 興津 - 江尻 - 府中(3-4) - 鞠子 - 岡部 - 藤枝 - 島田 - 金谷 - 日坂 - 掛川 - 袋井 - 見附 - 浜松(E) - 舞阪 - 新居 - 白須賀 - 二川 - 吉田 - 御油 - 赤坂 - 藤川 - 岡崎 - 池鯉鮒 - 鳴海 - 宮 - 桑名 - 四日市 - 石薬師 - 莊野 - 亀山 - 関 - 坂下 - 土山 - 水口 - 石部 - 草津 - 大津 - 京都(e) |
富山(S), 金沢(E) | |
和歌山(e) | |
S: 強地震(≧4), E: 大地震(≧4), M: 中地震(2-3), e: 地震(≦3) |
海嘯
推定波高・遡上高 | ||||
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釜石 | 現・釜石市 | 相模小田原地方海嘯被害大、三陸地方餘波をうけ、死傷あり『釜石國小校調査』 | ||
小名浜 | 現・いわき市 | 小名浜津浪打上大寶切通崩ル『內藤侯平藩史料』 | ||
現・千葉県 | 上総九十九里ノ浜、大方ツナミニとられ人多死ル『谷合氏見聞録』/弐拾九里浜と申所沢山ニ餚ヲ取ル此所より餚上ヶ申所ニ而然る所ニ山ノ上迄津浪打上ヶ大船も山ノ上ニ而破損米船のよし『雞助編』 | 5-6m | 5-6m | |
御宿 | 現・御宿町 | 津浪者廿七年以前の浪より二丈余高しとなり『文鳳堂雑纂』/二十三日夜海嘯大に起こり洪濤陸に上り夷隅、長生、山武三郡の沿岸其の災に罹らざる所なく溺死者無慮數萬に及べり『千人冢石塔碑文』 | 5-8m | |
房総半島野島崎・千倉 | 現・南房総市 | 千倉と申浦辺ゟ平郡・安房郡浦方地震津浪、以後湖汐差引無之、常々差引所ゟ八九町或は半道一里程も乾潟に成『文鳳同雑纂』 | 8-10m | 8-10m |
寅の初刻より海辺しきりに動揺し/海上波荒く高波丈に登り海上綿三町はかりも打そと見へし『震火記』 | 1.5m | |||
現・墨田區 | 三五尺水つかる | 2m | ||
品川 | 現・品川區 | 品川海手より南、津波打上、品川より川崎之間、地破申候『月見堂見聞集』 | 2m | |
現・川崎市 | 1.5m | |||
野毛 | 現・神奈川県橫浜市 | 3-4m | ||
現・橫須賀市 | 4.5m | |||
現・三浦市 | 大地震による津波により、全山悉く流失『建長寺志』 | 間口6-8m | 大浦>11.6m | |
江ノ島 | 現・藤沢市 | 8m | ||
現・小田原市 | 其高さ十丈余の津波暗雲の如くにおほひ來り八里か內に打上たり『震火記』 | |||
現・靜岡県伊東市 | 城宿ノ中央一町バカリノ丘ニタドリツキタル者ハ生命ノミハ助リシモ、遠ク峯、阿原田桑原部落ヲ目指シタルモノ二百人餘人ハ、海岸ヲ距ツルコト數町ナラズシテ怒濤ニ追ヒツカレ男女數十人橫枕ニ倒レタリ『宇佐美村志』 | 9.4m | ||
鎌田 | 現・伊東市 | 元祿十六年大津波祈禱震災犠牲者の冥福『津波地蔵石碑』 | 17.3m | |
下田 | 現・下田市 | 大地震津浪打寄家敷四百九十弐軒流失潰候『下田年中行事』 | 3m | |
仁科 | 現・西伊豆町 | 廿三日明ケ夜に大地震ゆり、津浪上り申候.『佐波神社享保二年丁酉歳建立棟札』 | 3m | 4m |
現・伊豆市 | 土肥、伊藤、うさみ、あたみは廿二日の夜、津波にて人家多沒したり『梨本祐之手記』 | 3m | ||
現・靜岡市 | 二十二日夜八ツ頃ヨリ申ノ正月マテ、家ノ前へ浪入ル、人々御宮へ逃ル『三保村志』 | 2m | ||
浜名湖口 | 現・湖西市 | 元綠年中地震津浪ニテ海上荒レテ風強キ時ハ浪高ク、渡舟ノ災多ク『舞坂町志』 | 3m | |
渥美半島堀切 | 現・愛知県田原市 | 二十二日, 夜八ツ時地震、経月不止、海水張溫、人多く死し、漁網、漁具流失す『常光寺年代記』 | 2m | |
現・名古屋市 | 尾州熱田海のごときも一日に三度潮満『鸚鵡籠中記』 | 1m | ||
尾鷲 | 現・三重県尾鷲市 | 慶長、延寶、元祿之頃も地震高浪有りトいへども人家を流シたる程の事も無之『念仏寺過去帳 寶永海嘯ノ記』 | 2m | |
現・高知県高知市 | 所々湊口汐満乾日數三日不定一日之間ニ四五度も曲ヒ不審する所に東國大地震『大変記』/同日土佐ハ浦戸野見須崎宇佐辺大潮『板垣氏筆記』 | 1m |