その後THPLAYをSPLAYに改名し、プロデューサーに片岡大志を迎え2006年6月21日にポニーキャニオンから「Ring your bell」でメジャー・デビュー。 この「Ring your bell」は2006年6月度のMonthly A Musicに抜擢され、キングコング、青木さやからが司會を務める日本テレビ系列全國26局ネットの音楽番組「音楽戦士 MUSIC FIGHTER」でも 2006年6月度パワープレイに起用される。
それらを含む1stアルバム「FAREWELL MORNING LIGHT」は全12曲入りで、SPLAY初のフルアルバムとなった。収錄曲はSPLAYの得意とするミディアムナンバーを中心としたサウンドで、歌詞にはデビューを機に上京したメンバーの決意が込められている。タイトルの意味をボーカルの向井は「アルバムのレコーディングは夜から朝にかけて行われた。アルバムが完成した事によって、そのレコーディングの象徴である朝陽にさよならを言う感じ」と說明している。 ゲストミュージシャンとしてMr.Childrenなどのツアーサポートを務めるキーボーディストの浦清英、小野リサのレギュラーメンバーとして活躍するパーカッショニスト石川智らが參加。 アルバムの7曲目に収錄されている「Moca」には、エレクトロニカの分野で世界的活躍を見せるボーカリストpianaがゲスト參加しており、SPLAY初のデュエット曲を披露。またアルバムの最後には、ROMZ RECORDS所屬のアーティストCOM.Aによる、1stシングルのカップリング曲「People on the floor」のリミックス「People on the floor(People on the air.mix)」も収錄されている。pianaとCOM.Aの參加は向井たっての希望だったようで、各メディアのインタビューに「心から感動した」と話している。
満を持して発表された2ndアルバム「AFTER THE MELODY ENDS」は全12曲入り。プロデューサーに松岡モトキに加え渡辺善太郎を起用、さらにはセルフプロデュース作品も収錄されている。アルバムリード曲でもある「冬の空」がTBS系列の島田紳介が司會のクイズ番組「世界バリバリ★バリュー」エンディングテーマにアルバム収錄曲として異例のタイアップを獲得。また、「家庭教師ヒットマンREBORN!」の第五弾エンディングテーマ「Sakura addiction」(歌:雲雀恭彌vs六道骸・SPLAYのインディーズ時代発表の同名曲を提供したもの)のオリジナル・バージョン(セルフカバー)も収錄。確かな成長を感じさせるSPLAYにとって1つの到達點ともいえる作品になった。