《LT・MT貿易関系資料全8巻》是ゆまに書房出版的圖書,作者是[編]島倉民生,[編]井上正也
基本介紹
- 中文名:LT・MT貿易関系資料全8巻
- 作者:嶋倉民生、井上正也
- 出版時間:2018年12月
- 出版社:ゆまに書房
- ISBN:9784843354353
內容簡介
國交未確立の時期に、経済面のみならず政治交渉のチャンネルとしても日中國交正常化の原動力となった、LT・MT貿易の全貌を示す。LT貿易とは、1962年11月9日に高崎達之助と廖承志の署名により成立した民間貿易である。LTの名稱は廖・高崎の頭文字に基く。LT貿易の期間は5年と定められ、終了後の1968年からは、メモランダムから一字を取ったMT貿易と名稱を變え、日中國交正常化後の1973年まで繼続された。LT・MT貿易は経済面に止まらず、國交未確立の狀態において政治交渉のチャンネルとしても機能し、國交正常化への道筋を開いたことから、現在、その歷史的意義は高く評似されている。本資料集は、日中経済協會から寄贈を受けた愛知大學國際問題研究所が所蔵する「LT・MT貿易關係數據集」より、歷史的に重要な文書を精選のうえ、編集したものである。刊行にあたって…(展開全部)國交未確立の時期に、経済面のみならず政治交渉のチャンネルとしても日中國交正常化の原動力となった、LT・MT貿易の全貌を示す。LT貿易とは、1962年11月9日に高崎達之助と廖承志の署名により成立した民間貿易である。LTの名稱は廖・高崎の頭文字に基く。LT貿易の期間は5年と定められ、終了後の1968年からは、メモランダムから一字を取ったMT貿易と名稱を變え、日中國交正常化後の1973年まで繼続された。LT・MT貿易は経済面に止まらず、國交未確立の狀態において政治交渉のチャンネルとしても機能し、國交正常化への道筋を開いたことから、現在、その歷史的意義は高く評似されている。本資料集は、日中経済協會から寄贈を受けた愛知大學國際問題研究所が所蔵する「LT・MT貿易關係數據集」より、歷史的に重要な文書を精選のうえ、編集したものである。刊行にあたって黃英哲愛知大學は開學以來、日中交流において大きな役割を果たしてきました。特に日中國交正常化以前から、日本の高等教育機關の先頭に立って中國との學術交流、中國研究を推し進めてまいりました。今年は日中平和友好條約締結40周年、かつ愛知大學國際問題研究所設立70周年という節目の年に當ります。その記念事業の一つとして、「日中経済協會」から寄贈頂いた「LT・MT」日中貿易數據の復刻版を刊行いたします。「LT・MT」貿易は、日中で國交が樹立される以前の1962年に両國間で交わされた覺書に基づいて始まった、半官半民的な貿易形態です。日本政府は貿易事務所を置くことで中國との連絡ルートを確保しようとし、企業は新たなビジネスチャンスを模索していました。しかし、米國や台灣などとの國際關係、また日本國內の政治勢力との狹間で、この貿易をとりまく當時の狀況は復雑でした。今回、復刻する數據は、実際に貿易事務所に殘されていた貿易業務に關する數據です。そのため、公文書館などにある公の文書とは異なり、現場の多種多樣な文書—たとえば當時の中國側指導者との會談記録、交渉記録や調印文書から始まり、細かな貿易品目や數量、決済方法の決定狀況など—も含まれています。さらに中國側との連絡ルートを模索していた人々がこの貿易ルートを賴っていた樣子が窺える數據や、國內の各種政治勢力とのせめぎ合いの詳細が分かる數據も存在します。本數據集の刊行が「LT・MT」貿易研究の進展に寄與するものであることは贅言するまでもありません。それと同時に、私はこの事業が日中平和友好のために盡力してきた先人たちの足跡を振り返り、今後の日中交流を発展させる糧となることを心より祈念しています。(愛知大學國際問題研究所長・現代中國學部教授)本書の特色●日中経済協會より愛知大學に寄贈された「LT・MT貿易關係數據」(愛知大學國際問題研究所所蔵)より歷史的に重要な文書を精選し、複印形式で出版。●覺書署名原本、會談議事録、東京−北京間の報告等の他、政治會談、記者交換等に關する數據を豊富に含み、LT・MT貿易だけでなく、1960〜70年代の日中關係史研究にとっても不可欠の史料。●高崎達之助、岡崎嘉平太、周恩來、廖承志他、當時の日中交渉に關わった人物にまつわる議事録、書簡、聲明等を多數收録。●最終卷に島倉民生による「解題序」、井上正也による「解題」、及び「LT・MT貿易關係數據」総目録を附す。●特におすすめしたい方●日本現代史、日中關係史、中國現代史、政治史、経済史、外交史、國際關係史、近現代史全般の研究者。本科および研究機關の圖書館など。