興亡の世界史 インカとスペイン 帝國の交錯

興亡の世界史 インカとスペイン 帝國の交錯

《興亡の世界史 インカとスペイン 帝國の交錯》是講談社出版的圖書,作者是網野徹哉

基本介紹

  • 書名:興亡の世界史 インカとスペイン 帝國の交錯 
  • 作者:網野徹哉
  • 出版社:講談社
  • 出版時間:2018年11月11日
  • 頁數:400 頁
  • ISBN:9784065137314
  • 叢書:講談社學術文庫
內容簡介
16世紀初頭、アンデス全域を支配するに至ったインカ帝國は、カトリック王國スペインの領袖ピサロにより征服され、その繁栄はわずか1世紀余りで幕を閉じた。帝國の衝突がもたらした植民地社會に生きるスペイン人、インカの末裔、さまざまな混血集団、イベリア半島を追放されたユダヤ人たち。共生と混交、服従と抵抗の果てにスペインとの訣別へと向かうアンデスの300年を描き出す。 講談社創業100周年企畫「興亡の世界史」の學術文庫版、第4期の4冊目。インカ帝國がアンデス全域を支配するに至った16世紀初頭、イベリア半島ではイスラーム帝國を駆逐したカトリック帝國スペインが、海を渡り新大陸の制覇へと向かっていた。本書では、この二つの帝國の生成から成熟への歴史を辿り、スペインのインカ帝國征服、そして共生と混交、服従と抵抗の果てにスペインとの訣別へと向かうアンデスの300年を詳述する...(展開全部) 16世紀初頭、アンデス全域を支配するに至ったインカ帝國は、カトリック王國スペインの領袖ピサロにより征服され、その繁栄はわずか1世紀余りで幕を閉じた。帝國の衝突がもたらした植民地社會に生きるスペイン人、インカの末裔、さまざまな混血集団、イベリア半島を追放されたユダヤ人たち。共生と混交、服従と抵抗の果てにスペインとの訣別へと向かうアンデスの300年を描き出す。 講談社創業100周年企畫「興亡の世界史」の學術文庫版、第4期の4冊目。インカ帝國がアンデス全域を支配するに至った16世紀初頭、イベリア半島ではイスラーム帝國を駆逐したカトリック帝國スペインが、海を渡り新大陸の制覇へと向かっていた。本書では、この二つの帝國の生成から成熟への歴史を辿り、スペインのインカ帝國征服、そして共生と混交、服従と抵抗の果てにスペインとの訣別へと向かうアンデスの300年を詳述する。帝國の衝突が生んだ植民地空間は、征服者であるスペイン人、帝都クスコに生き延びていたインカ族、白人、インディオ、黒人の3者から生まれた混血の人々、そしてイベリア半島を追放されたユダヤ人などさまざまな人々が共存していた。スペイン人の寛容と排除の思想はアンデス社會をどう変えたか、スペイン支配下でインカはどのようにその命脈を保ったか、スペイン人と結婚したインカ皇女をはじめインディオや混血の女性たちはどう生きたか、さらにユダヤ人の迫害と異端審問、インディオの反亂など、いろいろな角度から光を當て、多様な植民地社會の様相を明らかにする。 〔原本:『興亡の世界史第12巻 インカとスペイン 帝國の交錯』講談社 2008年刊〕 網野 徹哉(アミノ テツヤ) 1960年東京都生まれ。東京大學文學部西洋史學科卒業。専攻はアンデス社會史。フェリス女學院大學文學部専任講師等を経て、現在、東京大學大學院総合文化研究科教授。主な著書に『インディオ社會史』、共編著に『世界の歴史18ラテンアメリカ文明の興亡』『南北アメリカの歴史』『アンデス世界―交渉と創造の力學』など。

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