統括官

統括官(とうかつかん)は、中央省庁における局長級分掌官の名稱である。中央省庁再編の際、局の數の削減に伴って多數新設された。

概要
複數の統括官を設定する場合と、単一の統括官を設定する場合とに分かれている。
複數の統括官を設定する場合、通常は政策統括官と稱しており、內閤府に7人、総務省に2人、厚生労働省に2人、國土交通省に2人が、それぞれ置かれている。ただし、復興庁に置かれている統括官は単に統括官と稱しており、2人置かれている。
単一の統括官を設定する場合は個別の名稱が付されており、金融庁に國際政策統括官1人、外務省國際情報統括官1人、文部科學省國際統括官1人、國土交通省國際統括官1人が、それぞれ置かれている。
これらの府省には內部部局として、大臣官房、局、統括官があり、各省の組織令(政令)での組織の規定順(いわゆる序列)もそのようになっているが、內閣府に限り、大臣官房、政策統括官、局の順となっている。

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