人物生平
桐野夏生(日語:きりのなつお,1951年10月7日-),生於日本石川縣金澤市,為日本著名女性作家與推理小說家,桐野為筆名,原名橋岡まり子,另一個筆名是野原野枝實。最廣為人知的作品是在1997年出版、並於隔年獲得第五十一屆「日本推理作家協會賞」的小說《OUT》;另外,桐野也於2003年以小說《
柔嫩的臉頰》(與《OUT》後來皆被翻拍成電影)獲得了另一個日本文學獎「
直木賞」。
所獲榮譽
1994年再發表與前作同屬女私家偵探村野系列的第二篇《被天使捨棄之夜》;
1998年犯罪小說《OUT》更獲得第五十一屆日本推理協會賞;
1999年的《柔嫩的臉頰》也獲得了第一百二十一屆直木獎;
2004年以《
殘虐記》獲第17屆
柴田煉三郎獎;同年,《OUT》獲美國愛倫坡獎提名;
2005年以《
燃燒的靈魂》獲第5屆婦人公論文藝獎;
2008年,《東京島》獲得谷崎獎;
桐野夏生作品風格以豪邁見稱,實堪稱為女中豪傑。
主要作品
愛のゆくえ(1984年12月 サンリオニューロマンス)
熱い水のような砂(1986年2月 サンリオニューロマンス)
真晝のレイン(1986年7月 サンリオニューロマンス)
夢の中のあなた(1989年3月 雙葉社) ※桐野夏子名義
戀したら危機!(1989年8月 MOE文庫)
あいつがフィアンセだ!(1989年8月 MOE文庫)
小麥色のメモリー(1989年8月 MOE文庫)
トパーズ色のband伝說(1989年10月 MOE文庫)
戀したら危機! パート2(1989年12月 MOE文庫)
媚薬(1990年3月 MOE文庫)
戀したら危機! パート3(1990年5月 MOE文庫)
急がないと夏が… プールサイドファンタジー(1990年7月 MOE文庫)
セントメリークラブ物語1 セントメリーのお茶會にどうぞ(1990年10月 MOE文庫)
セントメリークラブ物語2 銀の指輪は冷たく輝く(1991年1月 MOE文庫)
ガベージハウス、ただいま5人(1991年3月コバルト文庫)
涙のミルフィーユボーイ(1992年1月 コバルト文庫)
ルームメイト薫くん 1-3(1993年-94年偕成社)
顏に降りかかる雨(1993年9月
講談社/ 1996年7月講談社文庫)
天使に見舍てられた夜(1994年6月 講談社 / 1997年6月 講談社文庫)
水の眠り灰の夢(1995年10月文藝春秋/ 1998年10月文春文庫)
ローズガーデン(2000年6月 講談社 / 2003年6月 講談社文庫)
収録作品:ローズガーデン / 漂う魂 / 獨りにしないで / 愛のトンネル
ダーク(2002年10月 講談社 / 2006年4月 講談社文庫【上・下】)
ファイアボール・ブルース―逃亡(1995年1月
集英社)
OUT(1997年7月 講談社 / 2002年6月 講談社文庫【上・下】)
錆びる心(1997年11月 文藝春秋 / 2000年11月 文春文庫 / 2006年1月 大活字文庫【上・下】)
ジオラマ(1998年11月
新潮社/ 2001年10月新潮文庫)
柔らかな頬(1999年4月 講談社 / 2004年12月 文春文庫【上・下】)
光源(2000年9月 文藝春秋 / 2003年10月 文春文庫)
玉蘭(2001年3月朝日新聞出版/ 2004年2月朝日文庫/ 2005年6月 文春文庫)
ファイアボール・ブルース2(2001年8月 文春文庫)
リアルワールド(2003年2月 集英社 / 2006年2月 集英社)
グロテスク(2003年6月
文藝春秋 / 2006年9月 文春文庫【上・下】)
殘虐記(2004年2月 新潮社 / 2007年8月 新潮文庫)-周刊アスキー連載。連載時タイトルは「アガルタ」。桃源郷としての「アガルタ」を全く知らないままタイトルとして採用したとのこと
I'm sorry, mama(2004年11月 集英社 / 2007年11月集英社文庫)
魂萌え!(2005年4月毎日新聞社/ 2006年2月 新潮文庫【上・下】)
冒険の國(2005年10月 新潮文庫)
アンボス・ムンドス(2005年10月 文藝春秋 / 2008年11月 文春文庫)
メタボラ(2007年5月 朝日新聞社 / 2010年7月 朝日文庫【上・下】 / 2011年8月 文春文庫)
東京島(2008年5月 新潮社 / 2010年5月 新潮文庫)
女神記(2008年11月
角川書店/ 2011年11月角川文庫)
IN(2009年5月 集英社 / 2012年5月 集英社文庫)
ナニカアル(2010年2月 新潮社 / 2012年10月 新潮文庫)
優しいおとな(2010年9月中央公論新社)
ポリティコン(2011年2月 文藝春秋【上・下】)
綠の毒(2011年8月 角川書店)
ハピネス(2013年2月 光文社)
白蛇教異端審問(2005年1月 文藝春秋 / 2008年1月 文春文庫) - エッセイ集
The cool! 桐野夏生スペシャル(2005年9月小說新潮別冊 - Shincho mook)- 書き下ろし作「朋萌え!」や未発表作「プール」他、25ページにわたるカラーグラビア等、桐野夏生の基本情報が掲載
白のミステリー(1997年12月光文社)
最新「珠玉推理」大全〈上〉(1998年8月 光文社カッパノベルス)
八ヶ岳「雪密室」の謎(2001年3月原書房)「遅刻者の手記」
エロチカ(2004年3月 講談社)「愛ランド」
はじめての文學 桐野夏生(2007年8月 文藝春秋)- 自選アンソロジー
ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ(2008年10月 新潮社)
Invitation(2010年1月 文藝春秋)
【改題】甘い罠 8つの
短篇小說集(2012年7月 文春文庫)「告白」
いずれも漫畫は森園みるく
カクテル・ストーリーズ(1989年10月祥伝社/ 2005年12月あおば出版)
ハイ・ライフ(1992年1月 祥伝社【上・下】)
キアラ(1992年1月 祥伝社)
ボンデージ・ファンタジー(1993年8月 祥伝社)
ワイルド・フラワーズ(1993年1月 祥伝社【上・下】)
ロンリー・ハーツ・クラブ(1995年5月 祥伝社)
モンロー伝說―ただ愛が欲しいだけ(1996年6月 祥伝社【上・下】)
マンガ マリリン・モンロー 愛に飢えた魂の伝說(2003年11月講談社+α文庫)
Disparitions: roman(柔らかな頬、フランス語)Silvain Chupin, Rocher, c2002
Le quattro casalinghe di Tokyo(Out、イタリア語)Lydia Origlia, Neri Pozza, c2003
OUT(英語)Steven Schneider 講談社インターナショナル、ISBN 4770029055
Die Umarmung des Todes: Roman (Out, ドイツ語) Annelie Ortmanns Goldmann, c2003
Morbide Guance (柔らかな頬, イタリア語) Antonietta Pastore, Neri Pozza, 2004
Out: thriller(フランス語)Ryôji Nakamura et René de Ceccatty Éditions du Seuil c2006
Out: bebas(インドネシア語)alih bahasa Lulu Wijaya、Gramedia Pustaka Utama, 2007
Grotesque(英語)Rebecca Copeland Harvill Secker 2007
Grotesque (イタリア語) Gianluca Coci, Neri Pozza, 2008
Real World(英語)- Philip Gabriel, 2009
Real World (イタリア語)Gianluca Coci, Neri Pozza, 2009
L'isola dei naufraghi (東京島, イタリア語)Gianluca Coci, Giano/Neri Pozza, 2010
Grotesk (ドイツ語)2010
Una storia crudele (殘虐記, イタリア語)Gianluca Coci, Giano/Neri Pozza, 2011
作品簡介
《異常》
“我想贏我要贏”
她白天是幹練的公司職員,晚上則周旋於男人之間。
她渴望出人頭地,她的信念是:我想贏、我要贏、我必須贏!
“我非如此不能確認我存在著”
她天生美艷,天生是娼妓。
她的不可悲之處在於:很早就捕捉到自身存在的體認方式。
“我懷著惡意活著”
她身上的惡意,咄咄逼人,毫不留情,卻自卑得可以。
當這股硬撐的惡意遽然消散時,她也沒了自己的模樣。
她,是我,也是你,是所有游離於殘酷現實世界的幽暗靈魂。
《殘虐記》
25年前的少女綁架案犯人的一封來信,使得已是著名作家的女主人公離家出走。女主人公留下了一部留下 題為《殘虐記》文稿,詳細講述了在她在一年多的被囚禁生活經歷。在被救後,她意外地發現還有人始終在偷窺她的密室生活,以及周圍的人對她的異樣猜度,使她決心把事實的真相深埋心底。
《殺心》
本書是一部令人靈魂凍結的戀愛“抹殺”小說。講述了“甘願為小說獻出一生”的小說家鈴木環在經歷了與出版 社編輯兼戀人的一場痛不欲生的分別之後,打算動筆寫一篇以“戀愛抹殺”為主題的小說。小說以“抹殺”為主旨,冷酷地揭示了人性情感中的脆弱與執念。所謂的“抹殺”,並非真正的死亡,而是被定義為無視、放任、潛逃,為了一己之私而與對方斷絕關係,殘忍地“殺死”對方的心。
《東京島》
32個人被困在太平洋的某個島上。被困者當中,只有清子一人是女性。她時時刻刻都在期待有船前來相 救,但卻一直沒有。這裡是地獄抑或樂園?作者描寫了人們在被剝下食慾、性慾和感情的外殼後,為了基本生存不得不進入的各種極限狀態。
作品特點
桐野夏生,堪稱是平成冷硬派女作家的傑出代表。桐野作品的幾個顯著特點:犯罪,女性視角,社會派。其筆下的主人公多為女性,以描寫女子陰暗心理而著稱。另外,大概由於她是法學系出身的緣故,敘事冷靜客觀甚至充滿惡意可謂是她作品最大的特點。
改編電影
1999年 天使に見舍てられた夜
2002年 OUT/熟女殺人事件
2007年 魂萌