平家興亡のなか歌と戀に生きた女の惜春の書中宮徳子に仕え、平家の公達と交流した宮廷での春秋。壇ノ浦に戀人資盛を失ってからの悲嘆の日々。情趣豊かな訳と懇切な註解で味わう「戀と追憶のモノローグ」。
基本介紹
- 作者:建禮門院右京大夫 / 糸賀きみ江
- ISBN:9784062919678
- 出版社:講談社
作者介紹,作品目錄,
作者介紹
糸賀 きみ江(イトガ キミエ)
1926年茨城県に生まれる。東北大學文學部國文學科卒業。共立女子短期大學教授、青山學院大學文學部教授などを歴任。中世和歌文學・女流日記文學専攻
※本データはこの書籍が刊行された當時に掲載されていたものです
作品目錄
上冊 宮仕えの春秋(序—わが目ひとつに見むとて
雲の上に光見る
輝く雲の上にいて
貴公子との交流
若き日の維盛 ほか)
下冊 追憶と鎮魂の祈り(壽永元暦の夢まぼろし
月にしぼる袖
思いたゆむことなき明け暮れ
風のおびただしく吹く夢に
死を思う ほか)
雲の上に光見る
輝く雲の上にいて
貴公子との交流
若き日の維盛 ほか)
下冊 追憶と鎮魂の祈り(壽永元暦の夢まぼろし
月にしぼる袖
思いたゆむことなき明け暮れ
風のおびただしく吹く夢に
死を思う ほか)