孔子廟と儒教

孔子廟と儒教

《孔子廟と儒教》是東方書店出版的圖書,作者是黃進興

基本介紹

  • 中文名:孔子廟と儒教 
  • 作者:黃進興
  • 出版時間:2020年11月
  • 出版社:東方書店
  • 頁數:482 頁
  • ISBN:9784497220172
  • 定價:5500 日元
  • 裝幀:単行本
  • 叢書:台灣學術文化研究叢書
內容簡介
黃進興氏が自ら厳選した孔子廟研究に関する14編の論考を“黃進興著作選集”として、二冊に分けて刊行。これらの論考は、儒教の宗教としての特質を歴史的に儒教が果たしてきた役割に即して解明し、國家宗教としての儒教の本質を明らかにし、孔子廟を政治と宗教とが交わる重要な場としてとらえ、孔子廟従祀制度の変遷に沿って、中國思想史の展開を跡づけている。 ‘黃進興著作選集’の第一冊にあたる本書‘孔子廟と儒教’は、孔子の末裔たちが私的に行う孔子祭祀が、國家の祭祀系統に組み込まれていく過程や、儒家の道統に対する価値基準の変遷などを分析することにより、儒教史・儒學史の変遷を映し出す。更に、他の宗教(キリスト教・仏教・イスラム教)との比較により、儒教の宗教としての特徴を導きだしている。 ●著者の言葉 そうした中で、私は次第に、孔子廟が國家の祀典としては、ちょうど伝統社會における...(展開全部) 黃進興氏が自ら厳選した孔子廟研究に関する14編の論考を“黃進興著作選集”として、二冊に分けて刊行。これらの論考は、儒教の宗教としての特質を歴史的に儒教が果たしてきた役割に即して解明し、國家宗教としての儒教の本質を明らかにし、孔子廟を政治と宗教とが交わる重要な場としてとらえ、孔子廟従祀制度の変遷に沿って、中國思想史の展開を跡づけている。 ‘黃進興著作選集’の第一冊にあたる本書‘孔子廟と儒教’は、孔子の末裔たちが私的に行う孔子祭祀が、國家の祭祀系統に組み込まれていく過程や、儒家の道統に対する価値基準の変遷などを分析することにより、儒教史・儒學史の変遷を映し出す。更に、他の宗教(キリスト教・仏教・イスラム教)との比較により、儒教の宗教としての特徴を導きだしている。 ●著者の言葉 そうした中で、私は次第に、孔子廟が國家の祀典としては、ちょうど伝統社會における文化と政治という二つの力が相互に影響を及ぼし合う最適の事例であること、また、世界的な歴史を有する宗教としては、その獨特な性格も魅力的であることに気付いていった。そして、孔子廟の従祀制度が儒家のそれぞれの時代における主流の思想を反映しており、それを詳細に分析することによって、改めて歴史上の儒家學術の真実の動向を窺い、世間の理解不足を埋めようと考えるようになったのである。(“日本語版序――孔子廟と私”より) ●訳者の言葉 “儒教は宗教か否か”という問いに対しては、観點や立場の相違からこれまでも様々な見解が提示されてきており、元來、唯一の正解を導き出せるようなものではあるまい。しかしながら、黃進興氏の見解は極めて明晰かつ説得的であり、今後この問いと対峙する全ての者に対して、明確な思索の道筋を與えるものとなるだろうし、必ず參照すべき必読の文獻となることは間違いあるまい。加えて氏の諸論考は、本書及び姉妹編の読者が一読すればすぐに気づかれるように、あらゆる記述・論定に対して一々その根拠・典拠が示されており、文字通り徹底した文獻実証主義の立場によって貫かれた、極めて堅実なものである。(“解説”より) 黃進興(コウ シンコウ) 1950年、台灣生。筆名呉詠慧。台灣大學歴史系學士・同大學修士、アメリカ・ハーバード大學歴史學博士(1983)。中央研究院歴史語言研究所副研究員・研究員・所長等を経て、現在、中央研究院副院長兼歴史語言研究所特聘研究員。中央研究院院士。専門は中國思想史・中國宗教文化史・史學理論。代表作としては‘歴史主義與歴史理論’(1992)、‘優入聖域:権力・信仰與正當性’(1994)、‘聖賢與聖徒’(2001)、‘後現代主義與史學研究:一個批判性的探討’(2006)、‘従理學到倫理學:清末民初道徳意識的転化’(2013)、‘皇帝・儒生與孔廟’(2014)、‘儒教的聖域’(2015)、‘再現伝統中國的思想’(2020)等があり、いずれも台灣繁體字版と中國簡體字版がある。また、英文の著作としては、Philosophy, Philology...(展開全部) 黃進興(コウ シンコウ) 1950年、台灣生。筆名呉詠慧。台灣大學歴史系學士・同大學修士、アメリカ・ハーバード大學歴史學博士(1983)。中央研究院歴史語言研究所副研究員・研究員・所長等を経て、現在、中央研究院副院長兼歴史語言研究所特聘研究員。中央研究院院士。専門は中國思想史・中國宗教文化史・史學理論。代表作としては‘歴史主義與歴史理論’(1992)、‘優入聖域:権力・信仰與正當性’(1994)、‘聖賢與聖徒’(2001)、‘後現代主義與史學研究:一個批判性的探討’(2006)、‘従理學到倫理學:清末民初道徳意識的転化’(2013)、‘皇帝・儒生與孔廟’(2014)、‘儒教的聖域’(2015)、‘再現伝統中國的思想’(2020)等があり、いずれも台灣繁體字版と中國簡體字版がある。また、英文の著作としては、Philosophy, Philology, and Politics in Eighteenth-century China がイギリス・ケンブリッジ大學出版社から出版されている(1995)。英語・日本語・韓國語に翻訳された著作も多數。 中純夫(なか すみお) 1958年、大坂府生まれ。京都大學文學部(中國哲學史)卒業、同大學院文學研究科(中國哲學史)修士課程修了、同博士後期課程學修退學。博士(文學)。富山大學教養部講師、同助教授、富山大學人文學部助教授、京都府立大學文學部助教授を経て、現在同教授。専門は中國近世思想史、朝鮮近世思想史。著書に‘朝鮮の陽明學――初期江華學派の研究――’(汲古書院、2013)、訳注に中純夫編‘朱子語類 巻14訳注’、‘朱子語類 巻15訳注’、‘朱子語類 巻16(上)訳注’、‘朱子語類 巻16(下)~17訳注’(いずれも共訳、汲古書院、2013、2015、2018、2020)がある。

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