《佐藤春夫台灣小說集女誡扇綺譚》是中央公論新社出版的圖書,作者是佐藤春夫
基本介紹
- 書名:佐藤春夫台灣小說集女誡扇綺譚
- 作者:佐藤春夫
- 出版社:中央公論新社
- 出版時間:2020年8月21日
- 頁數:320 頁
- 裝幀:文庫
- ISBN:9784122069176
- 售價:本體1000円(稅別)
內容簡介
「なぜもっと早くいらっしゃらない」? 廃墟に響いた幽霊の聲―― 100年前、「田園の憂鬱」で一躍文壇に躍り出ながら、極度の神経衰弱に陥った佐藤春夫は台灣へと旅立つ。そこで目にしたもの、感じたものは、作家の創造力を大いに刺激した。台灣でブームを呼ぶ表題作など、台灣旅行に想を得た、今こそ新しい9篇。ミステリーあり、童話あり。異國情緒のなかに植民地への公平なまなざしと罪の意識がにじむ。文豪・佐藤春夫評価に一石を投じる文庫オリジナル企畫。 収録作 「女誡扇綺譚」 「鷹爪花」 「蝗の大旅行」 「旅びと」 「霧社」 「殖民地の旅」 「魔鳥」 「奇談」 「かの一夏の記」 佐藤春夫 明治25(1892)年和歌山県東牟婁郡新宮町(現・新宮市)生まれ。中學卒業と同時に上京し、慶應義塾大學予科文學部入學、のちに中退。大正7(1918)年、谷崎潤一郎の推挙により文壇に登場、以來『田園の憂鬱』『お絹とその兄弟』『美しき町』などの作品を次々に発表してたちまち新進流行作家となり、芥川龍之介と並んで時代を擔う2大作家と目される。1930(昭和5)年、谷崎との間に起きた俗にいう「細君譲渡事件」でも知られる。35年に芥川賞が創設されると選考委員となるなど(その際の太宰治との確執もスキャンダルとなった)、文壇で重きをなし、「門弟三千人」と言われた(門弟には、井伏鱒二、檀一雄、吉行淳之介、柴田錬三郎、中村真一郎、五味康祐、遠藤周作、安岡章太郎など)。1964年死去。