《中華帝國のジレンマ》是築摩書房出版的圖書,作者是冨谷 至
基本介紹
- ISBN:9784480016355
- 作者:冨谷 至
- 出版社:築摩書房
- 出版時間:2016年2月15日
- 頁數:222
- 定價:JPY 1620
- 裝幀:単行本
- 叢書:築摩選書
內容簡介
中國人はなぜ無法で無禮に見えるのか。彼らにとって法や禮儀とは何なのか。古代から近代にいたる過程で中華思想が抱えた葛藤を読み解き、中國人の心性の謎に迫る。 いまや中國は世界有數の経済大國となったが、中國を相手にする企業・政府は、彼らの無法で無禮な振る舞いにたびたび困惑させられる。しかし、そもそもかの國は、孔子を筆頭とする禮の思想の発祥地であり、古くからローマ法に比肩するほど完成度の高い法を有する文明國のはずだ。現在との落差はどこから生じたのか。われわれは中國人の言動をどう理解すればよいのか。古代中國で生まれた「法」と「禮」の概念はいかに展開、交錯し、現在にいたったのか。その過程を追い、中華思想の根本原理を問い直す。 冨谷 至(とみや いたる、1952年1月 - )は、古代中國史學者。京都大學人文科學研究所(京大人文研)教授。専門は中國法制史、簡牘學。 大阪府出身、1975年に京都大學文學部東洋史を卒業、1977年同大學院博士課程中退。京大人文研助手、大阪大學教養部助教授、京大人文研助教授を経て現職となる。1997年「秦漢刑罰制度考証」で文學博士を受けた。ケンブリッジ大學訪問研究員、ドイツ・ミュンスター大學客員教授、西北大學客員教授(中國)を歴任。 著書: 『ゴビに生きた男たち 李陵と蘇武』白帝社[中國歴史人物選 第2巻]、1994年5月 『古代中國の刑罰 髑髏が語るもの』中公新書、1995年7月 『秦漢刑罰制度の研究』同朋舎[東洋史研究叢刊]、1998年2月 『韓非子 不信と打算の現実主義』中公新書、2003年5月 『木簡・竹簡の語る中國古代 書記の文化史』岩波...(展開全部) 冨谷 至(とみや いたる、1952年1月 - )は、古代中國史學者。京都大學人文科學研究所(京大人文研)教授。専門は中國法制史、簡牘學。 大阪府出身、1975年に京都大學文學部東洋史を卒業、1977年同大學院博士課程中退。京大人文研助手、大阪大學教養部助教授、京大人文研助教授を経て現職となる。1997年「秦漢刑罰制度考証」で文學博士を受けた。ケンブリッジ大學訪問研究員、ドイツ・ミュンスター大學客員教授、西北大學客員教授(中國)を歴任。 著書: 『ゴビに生きた男たち 李陵と蘇武』白帝社[中國歴史人物選 第2巻]、1994年5月 『古代中國の刑罰 髑髏が語るもの』中公新書、1995年7月 『秦漢刑罰制度の研究』同朋舎[東洋史研究叢刊]、1998年2月 『韓非子 不信と打算の現実主義』中公新書、2003年5月 『木簡・竹簡の語る中國古代 書記の文化史』岩波書店[世界歴史選書]、2003年7月、増補版2014年10月 『教科書では読めない中國史 中國がよくわかる50の話』國小館、2006年3月 『文書行政の漢帝國 木簡・竹簡の時代』名古屋大學出版會、2010年3月 『中國義士伝 節義に殉ず』中公新書、2011年10月 『四字熟語の中國史』岩波新書、2012年2月 『中華帝國のジレンマ 禮的思想と法的秩序』築摩選書、2016年2月 共編著: 『流沙出土の文字資料 樓蘭・尼雅出土文書を中心に』京都大學學術出版會、2001年3月 『中國人物列伝』木田知生共編、恆星出版、2002年10月 『邊境出土木簡の研究』朋友書店、2003年2月(京都大學人文科學研究所研究報告) 『中國の歴史 上(古代・中世)』愛宕元共編、昭和堂、2005年4月 『江陵張家山二四七號墓出土漢律令の研究 譯注篇/論考篇』朋友書店、2006年10月(京都大學人文科學研究所研究報告) 『東アジアの死刑』京都大學學術出版會、2008年2月 『漢字の中國文化』昭和堂、2009年4月 『木簡と中國古代』目黒杏子・土口史記共著、研文出版、2015年2月(京大人文研漢籍セミナー) 『漢簡語彙考証』岩波書店、2015年3月。下記の編著 『漢簡語彙中國古代木簡辭典』京大人文科學研究所簡牘研究班編、同上。 訳註: 『漢書五行志』班固・吉川忠夫共訳注、平凡社東洋文庫、1986年 『本朝度量権衡攷 狩谷掖齋』全2巻、平凡社東洋文庫、1991年 - 1992年