《世界史の哲學講義(上)》是一本圖書,作者是G.W.F・ヘーゲル。
基本介紹
- 中文名:世界史の哲學講義(上)
- 作者:G.W.F・ヘーゲル
- 出版時間:2018年10月12日
- 頁數:464 頁
- ISBN:9784065133361
- 裝幀:Paperback Bunko
- 叢書:講談社學術文庫
- 售價:定価 : 本體1,490円(稅別)
內容簡介
G・W・F・ヘーゲル(1770-1831年)は、『精神現象學』、『大論理學』などを公刊し、その名聲を確かなものとしたあと、1818年にベルリン大學正教授に就任した。その講義は人気を博したが、中でも注目されることが多いのが1822年から31年まで10年近くにわたって行われた「世界史の哲學講義」である。 この講義はヘーゲル自身の手では出版されず、初めて公刊されたのは1837年のことだった。弟子エドゥアルト・ガンスが複數の聴講者による筆記録を編集したものであり、表題は『歴史哲學講義』とされた。3年後には息子カール・ヘーゲルが改訂を施した第二版が出版され、これが今日まで広く読まれてきている。日本でも、長谷川宏氏による第二版の訳が文庫版『歴史哲學講義』として多くの読者に手にされてきた。 しかし、第一版は最終回講義(1830/31年)を基礎にしながらも複數年度の...(展開全部) G・W・F・ヘーゲル(1770-1831年)は、『精神現象學』、『大論理學』などを公刊し、その名聲を確かなものとしたあと、1818年にベルリン大學正教授に就任した。その講義は人気を博したが、中でも注目されることが多いのが1822年から31年まで10年近くにわたって行われた「世界史の哲學講義」である。 この講義はヘーゲル自身の手では出版されず、初めて公刊されたのは1837年のことだった。弟子エドゥアルト・ガンスが複數の聴講者による筆記録を編集したものであり、表題は『歴史哲學講義』とされた。3年後には息子カール・ヘーゲルが改訂を施した第二版が出版され、これが今日まで広く読まれてきている。日本でも、長谷川宏氏による第二版の訳が文庫版『歴史哲學講義』として多くの読者に手にされてきた。 しかし、第一版は最終回講義(1830/31年)を基礎にしながらも複數年度の筆記録を區別をつけずに構成したものであり、その方針は初回講義(1822/23年)の「思想の迫力と印象の鮮やかさ」を取り戻すことを目指した第二版も変わらない。つまり、これでは初回講義の全容が分からないのはもちろん、10年のあいだに生じた変化も読み取ることはできない。 本書は初回講義を完全に再現した『ヘーゲル講義筆記録選集』第12巻の全訳を日本の読者諸氏に提供する初の試みである。ここには、教室の熱気とヘーゲルの息遣いを感じることができる。今後、本書を手にせずしてヘーゲルの「歴史哲學」を語ることはできない。 著:G.W.F・ヘーゲル(G.W.F・ヘーゲル) 1770-1831年。ドイツ観念論を代表する哲學者。弁証法を創始し、壯大な哲學體系を構想した。代表作は『精神現象學』、『大論理學』、『エンチクロペディー』、『法哲學』など。 訳:伊坂 青司(イサカ セイシ) 1948年生まれ。東北大學大學院文學研究科博士課程満期退學。現在、神奈川大學教授。専門は、哲學。著書に、『ヘーゲルとドイツ・ロマン主義』、『市民のための生命倫理』ほか。訳書に、『シェリング著作集』第3巻、『ハイデッガー全集』第42巻(共訳)ほか。