シルクロード世界史

シルクロード世界史

《シルクロード世界史》是講談社出版的圖書,作者是森安孝夫

基本介紹

  • ISBN:9784065208915
  • 作者:森安孝夫
  • 出版社:講談社
  • 出版時間:2020年9月11日
  • 頁數:232
  • 定價:1,650円(稅別)
  • 裝幀:平裝
內容簡介
かつて、「歴史」を必要としたのは権力者だった。権力者は自らの支配を正當化するために歴史を書かせた。歴史家は往々にして、権力者に奉仕する者だったのである。しかし、近代歴史學の使命は、権力を監視し、批判することにこそある。近代世界の覇権を握った西洋文明を相対化し、西洋中心史観と中華主義からの脫卻を訴える、白熱の世界史講座。 近代以前の世界では、中央ユーラシア諸民族の動向が、歴史を動かしていた。騎馬遊牧民はどのように登場し、その機動力と経済力は、いかに周辺諸國家に浸透していったのか。シルクロードのネットワークを媒介とした「前近代世界システム論」とは。ソグド人やウイグル人のキャラバン交易や、キリスト教の最大のライバルだったマニ教の動向などを、ユーラシア各地に殘る古文書、石碑の読解から得たオリジナルな研究成果をもとに解明していく。そこから見えてくるのは、あらゆ...(展開全部) かつて、「歴史」を必要としたのは権力者だった。権力者は自らの支配を正當化するために歴史を書かせた。歴史家は往々にして、権力者に奉仕する者だったのである。しかし、近代歴史學の使命は、権力を監視し、批判することにこそある。近代世界の覇権を握った西洋文明を相対化し、西洋中心史観と中華主義からの脫卻を訴える、白熱の世界史講座。 近代以前の世界では、中央ユーラシア諸民族の動向が、歴史を動かしていた。騎馬遊牧民はどのように登場し、その機動力と経済力は、いかに周辺諸國家に浸透していったのか。シルクロードのネットワークを媒介とした「前近代世界システム論」とは。ソグド人やウイグル人のキャラバン交易や、キリスト教の最大のライバルだったマニ教の動向などを、ユーラシア各地に殘る古文書、石碑の読解から得たオリジナルな研究成果をもとに解明していく。そこから見えてくるのは、あらゆるモノは歴史的所産であり、文化・言語・思想から、政治・経済活動まで、すべては変化し混ざり合って生み出され、純粋な民族文化や普遍的な國家など存在しない、という真実である。さらに、近年日本で発見されて世界的な注目を浴びるマニ教絵畫から、日本伝來の史料で明らかになるシルクロードの実像まで。「興亡の世界史」シリーズ最大の話題作『シルクロードと唐帝國』の著者による、待望の書下ろし。 著:森安 孝夫(モリヤス タカオ) 1948年福井県生まれ。東京大學文學部卒業。同大學院在學中に、フランス政府給費留學生としてパリ留學。金沢大學助教授、大阪大學教授、近畿大學特任教授などを経て、現在、公益財団法人東洋文庫監事・研究員、大阪大學名譽教授。博士(文學)。おもな著書に『興亡の世界史05 シルクロードと唐帝國』(講談社)、『ウイグル=マニ教史の研究』(大阪大學文學部紀要)、『東西ウイグルと中央ユーラシア』(名古屋大學出版會)、編著書に『中央アジア出土文物論叢』(朋友書店)、『ソグドからウイグルへ――シルクロード東部の民族と文化の交流』(汲古書院)ほか。

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