なぜ世界は存在しないのか

なぜ世界は存在しないのか

《なぜ世界は存在しないのか》是講談社出版的圖書,作者是マルクス・ガブリエル

基本介紹

  • ISBN:9784062586702
  • 作者:マルクス・ガブリエル
  • 出版社:講談社
  • 出版時間:2018年1月11日
  • 頁數:335
  • 定價:JPY 1850
  • 裝幀:平裝
  • 原作品:Warum es die Welt nicht gibt
內容簡介
千葉雅也氏、推薦!! 今、世界中で注目される哲學者マルクス・ガブリエル。その名を一躍有名にしたベストセラー、待望の邦訳! 20世紀後半に一世を風靡した「ポストモダン」と呼ばれる潮流以降、思想界には多くの人の注目を浴びるような動きは長らく不在だったと言わざるをえません。 そんな中、21世紀の哲學として俄然注目されているのが、新たな実在論の潮流です。中でもカンタン・メイヤスーは「思弁的実在論」を主張し、思想界をリードする存在になっています。それは「人間が不在であっても実在する世界」という問いを投げかけ、多くの議論を巻き起こしましたが、その背景にはグローバル化が進んで國家や個人の意味が失われつつある一方で、人工知能の劇的な発展を受けて「人間」の意味そのものが問われつつある狀況があるでしょう。 こうした新たな問いを多くの人に知らしめたのが、本書にほかなりませ...(展開全部) 千葉雅也氏、推薦!! 今、世界中で注目される哲學者マルクス・ガブリエル。その名を一躍有名にしたベストセラー、待望の邦訳! 20世紀後半に一世を風靡した「ポストモダン」と呼ばれる潮流以降、思想界には多くの人の注目を浴びるような動きは長らく不在だったと言わざるをえません。 そんな中、21世紀の哲學として俄然注目されているのが、新たな実在論の潮流です。中でもカンタン・メイヤスーは「思弁的実在論」を主張し、思想界をリードする存在になっています。それは「人間が不在であっても実在する世界」という問いを投げかけ、多くの議論を巻き起こしましたが、その背景にはグローバル化が進んで國家や個人の意味が失われつつある一方で、人工知能の劇的な発展を受けて「人間」の意味そのものが問われつつある狀況があるでしょう。 こうした新たな問いを多くの人に知らしめたのが、本書にほかなりません。「新しい実在論」を説く著者ガブリエルは1980年生まれ。2009年に史上最年少でボン大學教授に就任したことも話題になりましたが、2013年に発表された本書がベストセラーになったことで、一躍、世界的スターになりました。 本書のタイトルにもなっている「なぜ世界は存在しないのか」という挑発的な問いを前にしたとき、何を思うでしょうか。世界が存在するのは當たり前? でも、そのとき言われる「世界」とは何を指しているのでしょう? 「構築主義」を標的に據えて展開される本書は、日常的な出來事、テレビ番組や映畫の話など、豊富な具體例をまじえながら、一般の人に向けて書かれたものです。先行きが不安な現在だからこそ、少し足を止めて「世界」について考えてみることには、とても大きな意味があることでしょう。 「です、ます」調の親しみやすい日本語になった今注目の書を、ぜひ手にしてみてください! マルクス・ガブリエル 1980年生まれ。哲學者。現在、ボン大學教授。後期シェリング研究をはじめ、古代哲學における懐疑主義からヴィトゲンシュタイン、ハイデガーに至る西洋哲學全般について、一般書も含めて多くの著作を執筆。「新しい実在論」を提唱して世界的に注目されている。主な著書は、本書のほか、An den Grenzen der Erkenntnistheorie (Karl Alber, 2008), Skeptizismus und Idealismus in der Antike (Suhrkamp, 2009), Die Erkenntnis der Welt (Karl Alber, 2012), Fields of Sense (Edinburgh University Press, 2015) など。スラヴォイ・ジジェクとの共著に、Myth...(展開全部) マルクス・ガブリエル 1980年生まれ。哲學者。現在、ボン大學教授。後期シェリング研究をはじめ、古代哲學における懐疑主義からヴィトゲンシュタイン、ハイデガーに至る西洋哲學全般について、一般書も含めて多くの著作を執筆。「新しい実在論」を提唱して世界的に注目されている。主な著書は、本書のほか、An den Grenzen der Erkenntnistheorie (Karl Alber, 2008), Skeptizismus und Idealismus in der Antike (Suhrkamp, 2009), Die Erkenntnis der Welt (Karl Alber, 2012), Fields of Sense (Edinburgh University Press, 2015) など。スラヴォイ・ジジェクとの共著に、Mythology, Madness, and Laughter (Continuum, 2009)(日本語訳『神話・狂気・鬨笑』、堀之內出版、2015年)がある。 清水 一浩 1977年生まれ。東京大學大學院総合文化研究科超域文化科學専攻博士課程単位取得退學。主な訳書に、アレクサンダー・ガルシア・デュットマン『友愛と敵対』(共訳、月曜社、2002年)、ヤーコプ・タウベス『パウロの政治神學』(共訳、岩波書店、2010年)ほか。

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