龍蜂集

龍蜂集

《龍蜂集》是國書刊行會出版的圖書,作者是泉鏡花,澁澤龍彥 編

基本介紹

  • 中文名:龍蜂集
  • 作者:泉鏡花、澁澤龍彥
  • 出版時間:2019年10月23日
  • 出版社:國書刊行會
  • 頁數:500 頁
  • ISBN:9784336065452
  • 裝幀:単行本
內容簡介
至高の審美眼が選りすぐった 天上界の作家の神品の數々 谷崎潤一郎も川端康成も決して連れていってくれない一種澄みきった天上界、そこへ連れていってくれるのが泉鏡花の文學だということを、三島さんはしきりに強調していたが、まったく私もその通りだと思う。いくら鏡花文學の構造を論じ、基層を論じ、文體を論じても、鏡花の幻想の翼に身みずから乗せられて、この天上界の至福に一挙に參入しえないひとは、不幸な読者というほかあるまい。 --------澁澤龍彥 澁澤・種村沒後の索漠たる世界となった現在、いま望まれるのは澁澤セレクトによる鏡花選集である。遺された澁澤リストを見れば、偏りが大きいこと以上に數多くの魅力的な謎を孕んでいるようにも思われる。いかにも澁澤好みと誰もが頷く作も多ければ、意外なマッチングの選択もあり、また何故これを澁澤がと不思議に感じられるものも少なくはない...(展開全部) 至高の審美眼が選りすぐった 天上界の作家の神品の數々 谷崎潤一郎も川端康成も決して連れていってくれない一種澄みきった天上界、そこへ連れていってくれるのが泉鏡花の文學だということを、三島さんはしきりに強調していたが、まったく私もその通りだと思う。いくら鏡花文學の構造を論じ、基層を論じ、文體を論じても、鏡花の幻想の翼に身みずから乗せられて、この天上界の至福に一挙に參入しえないひとは、不幸な読者というほかあるまい。 --------澁澤龍彥 澁澤・種村沒後の索漠たる世界となった現在、いま望まれるのは澁澤セレクトによる鏡花選集である。遺された澁澤リストを見れば、偏りが大きいこと以上に數多くの魅力的な謎を孕んでいるようにも思われる。いかにも澁澤好みと誰もが頷く作も多ければ、意外なマッチングの選択もあり、また何故これを澁澤がと不思議に感じられるものも少なくはない。“半世紀も昔のほんの下書きのリスト、何を書いたか忘れてしまったよ”と泉下の氏には苦笑されてしまいそうであるが、それでも鏡花と澁澤龍彥、相対する二者の魅惑は互いに響きあい、興趣は盡きない。おぼつかぬことながら謎の一端なりとも追っていければと思う。 ---------山尾悠子(“第I巻解説”より) ◎鏡花沒後80年記念出版 ★澁澤龍彥の生前、1970年代前半に企畫されながらも、惜しくも実現を見ずに終った幻の選集が、半世紀の歳月を経てついに刊行。 ★我が國における最高最大の幻想作家・泉鏡花の膨大多彩な作品群から、澁澤龍彥ならではの鑑識眼が選び抜いた、小説約50篇を4巻で構成。 ★各巻の解説は、鏡花作品をこよなく愛し、2018年には泉鏡花文學賞を受賞した山尾悠子が擔當。各巻に、解説者が特に選んだ一作品も増補追加する。 ★裝釘は、名匠・小村雪岱の鏡花本をあたうかぎり再現した。表紙や本扉はもちろんのこと、見返しも雪岱描き下ろしの絵を用いた、美麗な豪華愛蔵版。

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