醍醐忠重
1891年10月15日-1947年12月6日
海軍中將
醍醐忠重生誕地東京都千代田區
死沒地インドネシア
所屬組織大日本帝國海軍軍歴
基本介紹
- 中文名：醍醐忠重
- 時間：1891年10月15日-1947年12月6日
- 職位：海軍中將
- 所屬：大日本帝國海軍軍歴
概述,略歴,年譜,
概述
1912年-1945年
最終階級海軍中將
指揮第5潛水戦隊司令官第11潛水戦隊司令官第6艦隊司令長官戦闘太平洋戦爭
醍醐 忠重（だいご ただしげ、1891年（明治24年）10月15日-1947年（昭和22年）12月6日）は、日本の海軍軍人。最終階級は海軍中將。東京都千代田區出身。侯爵。
略歴
學習院舊制中等科より海軍兵學校第40期入校。入校時成績順位は150名中第126位、卒業時成績順位は144名中第17位。舊東京市麴町區元園町に公卿華族清華家の名門醍醐侯爵家の嫡子として生まれる。父醍醐忠敬は戊辰戦爭で奧羽鎮撫副総督などを務めたが、忠重8歳の時に家督相続に絡む怨恨が原因で従兄弟の格太郎に射殺され、當時一大スキャンダルとなり醍醐家は沒落。忠重は公卿摂家の一條家に引取られて養育された。學習院舊制中等科終了後に海軍兵學校に進み海軍將校となる。侍従武官などを務めた他、自ら希望して潛水艦畑を進み太平洋戦爭では潛水艦戦の専門家として第5潛水戦隊司令官、第6艦隊司令長官などを歴任。謹厳実直で部下からの信頼が篤かったが終戦直前には回天特別攻撃隊の事で悩んでいたという。戦後「ポンチャナック事件」の容疑者として戦犯指名され、オランダ軍の報復裁判により死刑判決を受け公開銃殺刑にされた。反対尋問も證人喚問も許されない3時間の即決裁判であり冤罪であるのは明白であった。靖國神社游就館には遺品の軍帽が展示されている。
年譜
*.1891年(明治24年)10月15日- 東京市麴町區元園町生1900年（明治33年）8月18日- 侯爵家を継承1909年（明治42年）9月11日- 海軍兵學校入校 入校時成績順位150名中第126位1910年（明治44年）7月17日- 海軍兵學校 品行優良章授與1912年（明治45年）7月17日- 海軍兵學校卒業 卒業時成績順位144名中第17位・任海軍少尉候補生・裝甲巡洋艦「吾妻」乗組12月5日-練習艦隊遠洋航海出発 中南部太平洋方面巡航1913年（大正2年）4月21日- 帰著5月1日-戦艦「敷島」乗組12月1日- 任海軍少尉1914年（大正3年）1月15日- 裝甲巡洋艦「常磐」乗組1915年（大正4年）12月7日-橫須賀鎮守府附12月13日- 任海軍中尉・海軍炮術學校普通科學生1916年（大正5年）6月1日-海軍水雷學校普通科學生10月14日- 任貴族院議員*.12月1日- 戦艦「金剛」乗組1917年（大正6年）4月1日-1等駆逐艦「浦風(初代)」乗組*.12月1日- 第4潛水艇隊附1918年（大正7年）11月2日- 第13潛水艇隊附*.12月1日- 任海軍大尉・海軍水雷學校高等科學生1919年（大正8年）12月1日- 第12潛水戦隊潛水艦長1920年（大正9年）4月20日- 兼 呉防備隊附9月15日-潛水艦乗組*.12月1日-伊26號(初代)潛水艦乗組1922年（大正11年）3月15日-伊號27(初代)潛水艦艦長心得兼潛水校教官4月15日-練習艦隊參謀5月30日- 公務遂行中重傷 待命1923年（大正12年）3月20日-1等巡洋艦「阿蘇(初代)」分隊長5月10日-伊57號(初代)潛水艦艦長心得1924年（大正13年）5月10日-1等海防艦「淺間」分隊長10月27日-呉鎮守府附*.12月1日- 任海軍少佐1925年（大正14年）1月15日-呂號64潛水艦艤裝委員4月30日- 呂號64潛水艦艦長*.12月1日- 橫須賀鎮守府參謀1926年（大正15年）3月1日- 橫須賀鎮守府附*.5月1日- 待命10月7日- 橫須賀鎮守府附11月16日- 戦艦「山城」水雷長兼分隊長1929年（昭和4年）11月30日- 任海軍中佐・海軍水雷學校教官兼海軍炮術學校教官兼海軍潛水學校教官兼陸軍重炮兵學校教官1930年（昭和5年）1月8日- 免 陸軍重炮兵學校教官12月16日- 兼海軍通信學校教官1932年（昭和7年）12月1日- 第9潛水隊司令1933年（昭和8年）11月15日- 第19潛水隊司令1934年（昭和9年）11月15日- 任海軍大佐・軽巡洋艦「夕張」艦長1935年（昭和10年）5月25日- 軽巡洋艦「那珂」艦長*.11月15日- 軽巡洋艦「球磨」艦長1936年（昭和11年）12月1日- 1等海防艦「磐手」艦長1937年（昭和12年）12月1日-重巡洋艦「高雄」艦長兼1等海防艦「八雲」艦長1938年（昭和13年）1月25日- 免 1等海防艦「八雲」艦長12月15日-侍従武官1940年（昭和15年）11月15日- 任海軍少將1941年（昭和16年）10月20日- 第5潛水戦隊司令官1942年（昭和17年）7月14日- 軍令部出仕8月31日- 呉潛水戦隊司令官1943年（昭和18年）4月1日- 第11潛水戦隊司令官10月20日- 軍令部出仕*.11月1日- 任海軍中將・第2南遣艦隊附11月8日- 第22特別根拠地隊司令官1944年（昭和19年）8月23日- 呉潛水戦隊司令官8月29日- 兼 潛水學校長1945年（昭和20年）5月1日-第6艦隊司令長官9月15日- 軍令部出仕9月25日-予備役編入1946年（昭和21年）12月- オランダ當局により日本國內で逮捕*.1947年（昭和22年）2月-インドネシアに身柄護送*.12月6日- 刑死 享年56
