基本介紹
評論,創作,翻譯,啟蒙,全集,傳記,
評論
- 『ニイチェ語録』、玄黃社(1911)
- 『芸術家と芸人』(社會問題を多く扱う)、日月社 現代百科文庫 文芸思潮叢書8(1914)
- 『文芸評論』、日本書院(1914)
- 『最近の文芸及び思潮』(第1評論集、森田草平・島崎藤村・夏目漱石・田山花袋・正宗白鳥論と社會評論)、日月社(1915)
- 『徹底的人道主義』(第2評論集)、聚英閣(1920)
- 『反資本主義』、良書普及會(1921)
- 『婦人解放よりの解放』、表現社(1921)
- 『ブルジョアは幸福であるか』(第3評論集)、南天堂出版(1923)→ 「新學社近代浪漫派文庫14(2006)」に一部収録
- 『超近代派宣言』(第4評論集)、至上社(1925)→日本図書センター近代文芸評論叢書2(1990)
- 『宗教至上 - 反宗教運動への応戦及び挑戦として - 』(第5評論集)、新潮社(1932)
- 沒後
- 佐藤春夫編:『東洋人の時代』、道統社(1941)
創作
- 『軒昂』「生田長江・川下喜一・森田草平著:『草雲雀』、服部書店(1907)」中の一篇
- 『円光以後』(第1腳本集)、綠葉社(1919)
- 『環境』(原題『犯行』)(小說)、新潮社(1920)→ 世界文庫 部落問題文芸作品選集15(1974)
- 『落花の如く』(長編小說)、天佑社(1922)
- 『簒奪者』(第2腳本集)、聚英閣(1922)
- 『わが生活より(作為と真実)』前編、聚英閣(1928)
- 『釈尊上巻』、香風閣(1935)
翻譯
- アンドリュー・カーネギー:『成功の福音』(栗原元吉と共訳)、內外出版協會(1903)
- ジェームス・ボールドウィン:『読書の趣味』、內外出版協會(1907)
- ニーチェ:『ツァラトゥストラ』、新潮社(1911)→ 前篇、ゆまに書房昭和初期世界名作翻訳全集216(2009)ISBN 9784843331521、後篇、同217(2009)ISBN 9784843331538
- フロオベール:『サランボオ』、博文館 近代西洋文芸叢書2(1913)→ ゆまに書房 前同全集5(2004)ISBN 9784843310755
- ゲエテ:『我が生活より 第1巻所作と真実』、內田老鶴圃 近代學芸雙書4(1914)
- ガブリエエレ・ダンヌンツイオ:『死の勝利』、新潮社(1913)→ ゆまに書房 前同全集22、(2004)
- メリメエ:カルメン、青年學芸社 世界學芸エッセンスセリーズ10(1914)→ ゆまに書房 前同全集167(2008)
- 『イリアッド』、青年學芸社 前同セリーズ4(1914)
- ゲエテ:『ファウスト 第1部』、青年學芸社 前同セリーズ1(1914)
- ゲエテ:『ファウスト 第2部』、青年學芸社 前同セリーズ2(1914)
- オスカア・ワイルド:『サロオメ』、植竹書院 文明叢書2(1914)
- トルストイ:アンナ・カレニナ、新潮社 西洋大著物語叢書4(1914)
- ゲオルヂ・ブランデス:『ニイチエ 超人の哲學』、天弦堂 近代思潮叢書1(1915)→ 大京堂書店(1921)
- トルストイ:『我が宗教』、新潮社 トルストイ叢書1、新潮社(1916)
- ズーデルマン:『消えぬ過去 上下』、國民文庫刊行會 泰西近代名著文庫1(1917)→ ゆまに書房 前同全集10 - 11(2004)
- 『ニーチェ』全集、新潮社
- 第1、2編、『人間的な余りに人間的な』(1916 - 1917)
- 第3編、黎明』、(1918)
- 第4編、『悅ばしき知識』(1920)
- 第5編、『ツァラトゥストラ』(1923)
- 第6編、『善悪の彼岸・道徳系譜學』(1923)
- 第7、8編、『権力への意志』(1924 - 25)
- 第9編、『偶像の薄明・反基督・この人を見よ』(1926)
- 第10編、『悲劇の出生』(1929)→ 赤坂書店(1947)
『ニーチェ全集』には、『新訳決定普及版全12巻、日本評論社(1935 - 1936)』もある。
- ツルゲネフ:『猟人日記』、新潮社(1918)
- マルクス:『資本論第1分冊』、綠葉社(1919)
- ホオマア:オデッシイ、東京堂書店 世界名著叢書1、(1922)
- ゲーテ:『わが生活より 前編』聚英閣 ゲーテ全集8(1924)
- マクス・スティルネル:『唯一者と其所有』(高橋清と共訳)、平凡社 社會思想全集25(1929)
- ルツソオ:『懺悔録』(大杉栄と共訳)、新潮社(1915)→新潮文庫(1933)
- ドストイエフスキー:『罪と罰』(生田春月と共訳)、成光館出版部(1927)
- ダニエル・アレヴイ(Daniel Halévy):『ニイチェ伝』(野上巌と共訳)、新潮社(1930)
- ダンテ:『神曲』、新潮社 世界文學全集1(1929)→ 新潮文庫(1934)
- デュマ・フィス:『椿姫』、新潮社 世界名作文庫5(1935)
啟蒙
- 『文學入門』(夏目金之助序)、新潮社(1907)
- 『明治時代文范』、博文館 通俗作文全書4(1907)
- 『外國文學研究法』、新潮社(1908)
- 『実用いろは引和英新辭典』(共著)、東華堂書店(1908)
- 『英語獨習法』、新潮社(1910)
- 『新敘景文范』、新潮社 作文叢書5(1911)
- 『トルストイ語録』、玄黃社(1911)
- 『文學新語小辭典』、新潮社(1913)
- 『近代思想十六講』(中沢臨川と共著)、新潮社(1915)→新潮文庫(1933)
- 『ABCより』、東京國民書院 學生文庫(1916)
- 『我が宗教』、新潮社 トルストイ叢書1(1916)
- 『新文學百科精講 縮刷改訂版』(共著)、新潮社(1917)
- 『近代文芸書翰集』(市川彩と共編)、蜻蛉館書店(1917)
- 『新文學辭典』(共編)、新潮社(1918)
- 『論文作法』、春陽堂 文芸研究叢書1(1918)→ 春陽堂 新文芸講話叢書3(1927)
- 『最新社會問題十二講』(本間久雄と共著)、新潮社(1919)→ 新潮社思想文芸講話叢書2(1924)
- 『敘景文作法及文范』、新潮社 新文章作法文范叢書2(1920)
- 『社會改造の八大思想家』(本間久雄と共著)、東京堂書店 思想叢書(1920)
- 『能率増進の実際』、學芸書院 最新學芸叢書10(1920)
- 『近代文芸十二講』(共著)、新潮社(1921)→ 新潮文庫(1933)
- 『近代外國文學講話』、松陽堂 文芸及思想講習叢書、(1925)
- 『新しき詩の作法』(近松月船と共著)、資文堂書店(1927)
- 沒後
- 『聖典講話』、富士書店 (1941)→ 生田長江顕彰會編(1957)
- 1935年2月から1年間、『大法輪』志に掲載
全集
- 『生田長江全集』大東出版社(1936)。第1巻(評論 - 文芸)/ 第4巻(評論 - 社會)/ 第6巻(評論 - 婦人・戀愛・結婚・家庭論、日本・東洋問題に関する諸論)/ 第8巻(創作 - 小說・腳本)/ 第9巻(創作 - 小說・腳本)
- 全12巻の予定が、 上の5冊で中斷した。
- 『島村抱月 生田長江 中沢臨川 片上伸 吉江孤雁集』、改造社現代日本文學全集28(1930)
- 『生田長江・阿部次郎・倉田百三集』、講談社 日本現代文學全集46(1967)
- 『高山樗牛 島村抱月 片上伸 生田長江集』、築摩書房 現代日本文學全集増補決定版16(1973)ISBN 9784480100405
- 『登張竹風 生田長江』、新學社近代浪漫派文庫14(2006)ISBN 9784786800726
- 『超近代とは何か1』、書肆心水(2009)ISBN 9784902854534
- 『超近代とは何か2』、書肆心水(2009)ISBN 9784902854541
傳記
- 荒波力『知の巨人 評伝生田長江』白水社、2013