王法と仏法: 中世史の構図 (法蔵館文庫)

王法と仏法: 中世史の構図 (法蔵館文庫)

《王法と仏法: 中世史の構図 (法蔵館文庫)》是法藏館出版的圖書,作者是黑田俊雄

基本介紹

  • 中文名:王法と仏法: 中世史の構図 (法蔵館文庫) 
  • 作者:黒田 俊雄
  • 出版時間:2020年3月
  • 出版社:法藏館
  • 頁數:322 頁
  • ISBN:9784831826077
  • 裝幀:平裝
  • 原作品:王法と仏法: 中世史の構図 (法蔵館文庫)
內容簡介
「中世は武士、そして鎌倉新佛教の時代である」。誰もが教科書で知るこうした歷史像は、決して正しいものではなかった――。強韌な論理力と斬新な學說で中世史の構圖を一變させ、「武士階級発展史観」にもとづく中世理解に銳く修正を迫った黑田史學。「顯密體制論の立場」「「院政期」の表象」「中世における武勇と安穏」「「中世」の意味」など、その精髄を示す論考を收めた不朽の名著。解說=平雅行。*******************黑田氏の論考は、私たちが懐いている歷史像のゆがみを、白日のもとにさらけ出す力をもっている。神話とは古事記や日本書紀だけの話ではない。私たちは今なお神話の時代を生きている。そしてゆがんだ神話が、さまざまな形で現代社會を拘束し、私たちの意識にも大きな影をおとしている。こうした現実への批判意識が、神話的歷史像の解體へと黑田氏を駆りたてつづけた。氏の研究…(展開全部)「中世は武士、そして鎌倉新佛教の時代である」。誰もが教科書で知るこうした歷史像は、決して正しいものではなかった――。強韌な論理力と斬新な學說で中世史の構圖を一變させ、「武士階級発展史観」にもとづく中世理解に銳く修正を迫った黑田史學。「顯密體制論の立場」「「院政期」の表象」「中世における武勇と安穏」「「中世」の意味」など、その精髄を示す論考を收めた不朽の名著。解說=平雅行。*******************黑田氏の論考は、私たちが懐いている歷史像のゆがみを、白日のもとにさらけ出す力をもっている。神話とは古事記や日本書紀だけの話ではない。私たちは今なお神話の時代を生きている。そしてゆがんだ神話が、さまざまな形で現代社會を拘束し、私たちの意識にも大きな影をおとしている。こうした現実への批判意識が、神話的歷史像の解體へと黑田氏を駆りたてつづけた。氏の研究は、學問のための學問から最も遠いところにある。私たちは氏の諸論考から學ぶだけでなく、何よりもその學問的姿勢を繼承しなければならないはずだ。(「解說」より抜粹)*******************※本書の「解說」は、2001年に法藏館より刊行いたしました『增補新版王法と佛法:中世史の構圖』に收録の「解題」をもとに、近年の議論を踏まえ、大幅に改訂したものです。「中世は武士、そして鎌倉新佛教の時代である」。誰もが教科書で知るこうした歷史像は、決して正しいものではなかった――。強韌な論理力と斬新な學說で中世史の構圖を一變させ、「武士階級発展史観」にもとづく中世理解に銳く修正を迫った黑田史學。「顯密體制論の立場」「「院政期」の表象」「中世における武勇と安穏」「「中世」の意味」など、その精髄を示す論考を收めた不朽の名著。解說=平雅行。*******************黑田氏の論考は、私たちが懐いている歷史像のゆがみを、白日のもとにさらけ出す力をもっている。神話とは古事記や日本書紀だけの話ではない。私たちは今なお神話の時代を生きている。そしてゆがんだ神話が、さまざまな形で現代社會を拘束し、私たちの意識にも大きな影をおとしている。こうした現実への批判意識が、神話的歷史像の解體へと黑田氏を駆りたてつづけた。氏の研究は、學問のための學問から最も遠いところにある。私たちは氏の諸論考から學ぶだけでなく、何よりもその學問的姿勢を繼承しなければならないはずだ。(「解說」より抜粹)*******************※本書の「解說」は、2001年に法藏館より刊行いたしました『增補新版王法と佛法:中世史の構圖』に收録の「解題」をもとに、近年の議論を踏まえ、大幅に改訂したものです。1926年富山県に生まれる。1948年京都大學文學部史學科卒業。1960年神戶大學教育學部助教授を経たのち、大坂大學教授、大谷本科教授を歷任。1993年歿。著書に『蒙古襲來』(中央公論社、1965年)、『荘園制社會』(社會評論社、1967年)、『日本中世の國家と宗教』(岩波書店、1975年)、『寺社勢力―もうひとつの中世社會』(岩波新書、1980年)、『日本中世の社會と宗教』(岩波書店、1990年)、『黑田俊雄著作集』全8卷(法藏館、1994~95年)など多數。

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