《最終戦爭論》是2001年中央公論新社出版社出版的圖書,作者是石原莞爾。
基本介紹
- 書名:最終戦爭論
- 作者:石原莞爾
- 出版社:中央公論新社
- 出版時間:2001年
- 頁數:124 頁
- 定價:580 元
- 裝幀:文庫本
- ISBN:9784122038981
內容介紹,作者介紹,
內容介紹
本書はその直前、昭和15年5月に行われた講演に若干の追補をしたものである。
石原がここで「最終戦爭」と言うのは、この次に行われる「決戦戦爭」によって、世の中から戦爭がなくなる、という意味である。なぜなら、戦爭発達が極限に至るため、次に起こる戦爭の勝者がトーナメントにたとえれば最終的な勝者となり、兵器の発達によって人類はもうとても戦爭をすることはできなくなる、ということだ。これは、核の所有により、局地戦はともかく全世界を巻き込む大戦を事実上不可能に近くしている現狀を見れば、正鵠を射ている。
しかも、「真の決戦戦爭の場合には軍隊などは有利な目標ではなく、最も弱い人々、最も大事な國家の施設が攻撃目標になる」「徹底的な、一発あたると何萬人もがペチャンコにやられる大威力のものができねばならない」「破壊兵器は最も新銳なもの、例えば今日戦爭になった次の朝、夜が明けてみると敵國の首都や主要都市は徹底的に破壊されている」などの言葉は、まさにその數年後に起こった原爆投下を予言しているかのようだ。
石原は、最終戦爭後、必然の結果として「そして世界はひとつになる」と語っている。しかしそれが良くも悪くも実現していない現在、次に起こりうる最終戦爭がいったい何をもたらすのか。不穏な世界情勢に無関心ではいられない。
作者介紹
石原莞爾は「満州國」建國の立役者であり、昭和期陸軍の一方の雄であったが、東條英機と対立し、太平洋戦爭開戦時には予備役に追いやられていた。