《増補 日本人の自畫像》是2017年岩波書店出版的圖書,作者是加藤典洋。
基本介紹
- 中文名:増補 日本人の自畫像
- 作者:加藤典洋
- 出版時間:2017年1月17日
- 出版社:岩波書店
- 頁數:412 頁
- ISBN:9784006003579
- 裝幀:文庫
內容簡介,圖書目錄,叢書信息,
內容簡介
私たちは自分たち自身を,どのように描いてきたのか.“日本人”という“まとまり”のイメージの形成過程を批判的に検討し,共同性をめぐる新たな思考の方向性を示した,畫期をなす論考.“まとまり”から“つながり”へ,“內在”から“関係”への〝転轍〟は,どのように可能となるのか.‘敗戦後論’の“原論”,待望の文庫化.
圖書目錄
はじめに――自畫像について
第一部 自畫像製作とは何か
第一章 自畫像の思想
1 命がけの飛躍――ラカン
2 否定と抵抗――酒井直樹
3 自畫像製作の物語――ポー
4 二重性と基層――「日本人」
第二章 地図という自畫像
1 初原としての行基図
2 サークルに囲まれた行基図
3 世界図の到來
4 「坤輿萬國全図」の制覇
第二部 近代以前
第一章 徂徠の革命
1 外國語の発見
2 古文辭の學へ
3 徂徠學の創出
4 異質な思考
第二章 宣長の抵抗
1 問題のありか
2 論の周囲
3 徂徠から宣長へ
4 三つの観點
5 文獻學とエポケー
6 「先入主の滅卻」と「日の神」――『呵刈葭』論爭をめぐって
7 「宣長問題」とは何か
第三部 近代以後
第一章 關係の発見
1 一八四〇年の世界像の変換
2 內在と關係――「丁丑公論」「瘠我慢の說」
第二章 柳田國男と民俗學
1 民俗學の成立
2 常民とは何か
3 二重の姿勢
4 一國民俗學と世界民俗學
第四部 戦爭體験と世界認識
第一章 鏡の破砕
1 江上波夫の騎馬民族說
2 エートノス・アントロポス・フマニタス
第二章 小林秀雄と「國民」
1 自足する「內在」
2 「日本」から「國民」へ
3 日常的な判斷の座
第三章 吉本隆明と「關係」
1 「內在」から「關係」への“転轍”
2 自畫像製作と世界認識
3 『古事記』の中の「アフリカ的段階」
終わりに――四つの象限
注
あとがき
岩波現代文庫版あとがき
叢書信息
岩波現代文庫·學術 (共425冊), 這套叢書還有 《光と物質のふしぎな理論―私の量子電磁力學》,《太平洋戦爭》,《昔話と日本人の心》,《滑稽》,《過労死・過労自殺の現代史》 等。