中國の歴史8 疾駆する草原の征服者

中國の歴史8 疾駆する草原の征服者

《中國の歴史8 疾駆する草原の征服者》是講談社出版的圖書,作者是杉山正明

基本介紹

  • ISBN:9784065223109
  • 作者:杉山正明
  • 出版社:講談社
  • 出版時間:2021年2月12日
  • 頁數:448
  • 定價:本體1,300円(稅別)
  • 裝幀:文庫
  • 叢書:講談社學術文庫
內容簡介
「中國の歴史・全12巻」の學術文庫版、第5回配本の第8巻は、中原の「中華王朝」を脅かし続けた北方遊牧民の興亡史。 8世紀半ば、唐王朝を揺るがした「安史の亂」は、600年におよぶ大変動の序奏だった。耶律阿保機のキタイ、李存勗ひきいる沙陀、李元昊の西夏、完顔阿骨打の金。多極化と流動化のはてに、歴史の統合者たる大モンゴル國が浮上する。13世紀に世界史を大きく転回させた「大モンゴルの時代」は、突然訪れたわけではなかった。 中國王朝史のなかで忘れられた英雄・耶律阿保機が、10世紀初頭に建國した「キタイ帝國」すなわち大契丹國は、中華風には「遼」と呼ばれる。現在の中國東北部から東モンゴルを領域とし、北宋を圧迫したが、1125年、金により滅亡する。その後、耶律大石が中央アジアに建國した「第二次キタイ帝國」は、「西遼」「カラ・キタイ」と呼ばれる。タングト族の李元昊が1...(展開全部) 「中國の歴史・全12巻」の學術文庫版、第5回配本の第8巻は、中原の「中華王朝」を脅かし続けた北方遊牧民の興亡史。 8世紀半ば、唐王朝を揺るがした「安史の亂」は、600年におよぶ大変動の序奏だった。耶律阿保機のキタイ、李存勗ひきいる沙陀、李元昊の西夏、完顔阿骨打の金。多極化と流動化のはてに、歴史の統合者たる大モンゴル國が浮上する。13世紀に世界史を大きく転回させた「大モンゴルの時代」は、突然訪れたわけではなかった。 中國王朝史のなかで忘れられた英雄・耶律阿保機が、10世紀初頭に建國した「キタイ帝國」すなわち大契丹國は、中華風には「遼」と呼ばれる。現在の中國東北部から東モンゴルを領域とし、北宋を圧迫したが、1125年、金により滅亡する。その後、耶律大石が中央アジアに建國した「第二次キタイ帝國」は、「西遼」「カラ・キタイ」と呼ばれる。タングト族の李元昊が1038年に建國した大夏は、中華からは西夏と呼ばれ、1227年、モンゴルにより滅ぶ。ジュシェン族(女真族)の完顔阿骨打が建國し、北宋を滅ぼした金も、1234年、モンゴルにより滅ぼされる。 そして、チンギス・カンに始まる大モンゴル國は、5代皇帝・クビライの時代にユーラシアの海陸を覆う世界帝國となった。この超域帝國の宗主國を、中華風には「元」と呼ぶ。グローバル化の扉を開き、現代へと続く巨大帝國誕生のドラマ。〔原本:2005年10月、講談社刊〕 杉山 正明(スギヤマ マサアキ) 1952年、靜岡県生まれ。京都大學大學院文學研究科教授を経て、現在、京都大學名譽教授。著書に『モンゴル帝國の興亡』(上下、講談社現代新書)、『興亡の世界史05 モンゴル帝國と長いその後』(講談社、現在は講談社學術文庫)、『遊牧民から見た世界史』(日本経済新聞社)ほか。1995年に『クビライの挑戦』(朝日選書、現在は講談社學術文庫)でサントリー學芸賞、2003年に司馬遼太郎賞、2006年に紫綬褒章、2007年に『モンゴル帝國と大元ウルス』(京都大學學術出版會)で日本學士院賞を受賞。

相關詞條

熱門詞條

聯絡我們