パロディと日本文化

パロディと日本文化

《パロディと日本文化》是笠間書院出版的圖書,作者是ツベタナ・クリステワ,小峯和明,ハルオ・シラネ,高橋亨,渡辺雅子,クリストフ・マルケ,田頭正太郎,張龍妹,金鍾徳,染谷智幸,小島康敬,竹村信治,ジョシュア・モストウ,高崎恵,M・ウィリアム・スティール,古藤友子

基本介紹

  • ISBN:9784305707475
  • 作者:ツベタナ・クリステワ、小峯和明、ハルオ・シラネ、高橋亨、渡辺雅子、クリストフ・マルケ、田頭正太郎、張龍妹、金鍾徳、染谷智幸、小島康敬、竹村信治、ジョシュア・モストウ、高崎恵、M・ウィリアム・スティール、古藤友子
  • 出版社:笠間書院
  • 出版時間:2014年12月19日
  • 頁數:496
  • 裝幀:平裝
內容簡介
時代も超え、詩歌・物語・絵畫・食べ物など、ジャンルやメディアも越え、國境をも越え、パロディを考え抜く、前代未聞の試み。絵巻物からマンガまで、和歌から福澤諭吉まで。パロディを通して、日本文化を差異化し、再発見していこうとする野心的な書。 二〇〇九年十一月二十七〜二十八日に國際基督教大學(ICU)で開催された「パロディと日本文化」という國際シンポジウムでの発表をもとに成った書。「パロディとカノン」「パロディとメディア」「パロディとアイデンティティ」という三つのテーマと、各論では追い切れなかったものを座談會で検討し、パロディに切り込んでいく。パロディ研究の広がりや、その可能性、方向や方法を指し示した、かつてない書。 執筆は、小峯和明/ハルオ・シラネ/高橋 亨/渡辺雅子/クリストフ・マルケ/田頭正太郎/ツベタナ・クリステワ/張 龍妹/金 鍾徳/染谷智幸/小島...(展開全部) 時代も超え、詩歌・物語・絵畫・食べ物など、ジャンルやメディアも越え、國境をも越え、パロディを考え抜く、前代未聞の試み。絵巻物からマンガまで、和歌から福澤諭吉まで。パロディを通して、日本文化を差異化し、再発見していこうとする野心的な書。 二〇〇九年十一月二十七〜二十八日に國際基督教大學(ICU)で開催された「パロディと日本文化」という國際シンポジウムでの発表をもとに成った書。「パロディとカノン」「パロディとメディア」「パロディとアイデンティティ」という三つのテーマと、各論では追い切れなかったものを座談會で検討し、パロディに切り込んでいく。パロディ研究の広がりや、その可能性、方向や方法を指し示した、かつてない書。 執筆は、小峯和明/ハルオ・シラネ/高橋 亨/渡辺雅子/クリストフ・マルケ/田頭正太郎/ツベタナ・クリステワ/張 龍妹/金 鍾徳/染谷智幸/小島康敬/竹村信治/ジョシュア・モストウ/M・ウィリアム・スティール/高崎 恵/古藤友子(執筆順)。 【(本書は)和歌から福沢諭吉まで、時代の枠組みも超え、詩歌・物語・絵畫・食べ物など、ジャンルやメディアの境界も越えている。加えて、日本文化と他の東洋文化、日本文化と西洋文化との比較を視野に入れたので、國境をも越えたものである。また、シンポジウムでは、主として西洋の文化的実踐に基づいている現代の文化論や文學理論の限界を超える、少なくとも、超えようとすることを目指したつもりである。「パロディ」というテーマだからこそできたことだが、それは反面、日本文化における「パロディ」があらゆるところに遍在していることの証明にもなったように思う。……本書冒頭「果たして「パロディ」とは?」より】 ツベタナ・クリステワ 國際基督教大學教授。【専門分野】日本古典文學の詩學、日本文化の意味生成過程、文化・文學理論 。主要編著書に、『涙の詩學―王朝文化の詩的言語』(名古屋大學出版會、二〇〇一年)、『心づくしの日本語 和歌でよむ古代の思想』(ちくま新書、二〇一一年)、など。 小峯 和明 立教大學名譽教授。中國人民大學講座教授。【専門分野】日本中世文學、東アジアの比較説話。主要著書に、『今昔物語集の形成と構造』(笠間書院、一九八五年)、『説話の森 天狗・盜賊・異形の道化』(大修館書店、一九九一年、岩波現代文庫 、二〇〇一年)、『説話の聲 中世世界の語り・うた・笑い』(新曜社、二〇〇〇年)、『『野馬台詩』の謎 歴史敘述としての未來記』(岩波書店、二〇〇三年)、『院政期文學論』(笠間書院 、二〇〇六年)、『中世法會文芸論』(笠間書院、二〇〇九年)など。 ハル...(展開全部) ツベタナ・クリステワ 國際基督教大學教授。【専門分野】日本古典文學の詩學、日本文化の意味生成過程、文化・文學理論 。主要編著書に、『涙の詩學―王朝文化の詩的言語』(名古屋大學出版會、二〇〇一年)、『心づくしの日本語 和歌でよむ古代の思想』(ちくま新書、二〇一一年)、など。 小峯 和明 立教大學名譽教授。中國人民大學講座教授。【専門分野】日本中世文學、東アジアの比較説話。主要著書に、『今昔物語集の形成と構造』(笠間書院、一九八五年)、『説話の森 天狗・盜賊・異形の道化』(大修館書店、一九九一年、岩波現代文庫 、二〇〇一年)、『説話の聲 中世世界の語り・うた・笑い』(新曜社、二〇〇〇年)、『『野馬台詩』の謎 歴史敘述としての未來記』(岩波書店、二〇〇三年)、『院政期文學論』(笠間書院 、二〇〇六年)、『中世法會文芸論』(笠間書院、二〇〇九年)など。 ハルオ・シラネ コロンビア東アジア言語文化學部教授。【専門分野】日本古典文學。主要著書に、『夢の浮橋―源氏物語の詩學』(中央公論社、一九九二年)、『芭蕉の風景 文化の記憶』(角川書店、二〇〇一年)、『創造された古典』(共編著 新曜社、一九九九年)、『越境する日本文學研究』(編著 勉誠出版、二〇〇九年)、The Demon at Agi Bridge and Other Japanese Tales(Columbia University Press、二〇一一年)、Japan and the Culture of the Four Seasons: Nature, Literature, and the Arts(Columbia University Press、二〇一二年)など。 高橋 亨 名古屋大學名譽教授。【専門分野】源氏物語論、初期物語表現史論、語りとテクスト理論、芸術論と文學。主要編著書に、『源氏物語の対位法』(東京大學出版會、一九八二年)、『物語文芸の表現史』(名古屋大學出版會、一九八七年)、『色ごのみの文學と王権―源氏物語の世界へ』(新典社、一九九〇年)、『物語と絵の遠近法』(ぺりかん社、一九九一年)、『源氏物語の詩學―かな物語の生成と心的遠近法』(名古屋大學出版會、二〇〇七年)、『〈紫式部〉と王朝文芸の表現史』(編著、森話社、二〇一二年)、『武家の文物と源氏物語絵』(編著、翰林書房、二〇一二年)など。 渡辺 雅子 學習院大學招聘研究員。【専門分野】物語絵、説話畫。主要編著書に、『チェスター・ビーティ・ライブラリィ所蔵 竹取物語絵巻』(勉誠出版、二〇〇八年)、『Storytelling in Japanese Art (Metropolitan Museum of Art)』(Metropolitan Museum of Art 、二〇一一年)など。 クリストフ・マルケ フランス國立東洋言語文化研究學院(INALCO)日本語・日本文化學科教授、日仏會館フランス事務所所長。【専門分野】日本近世・近代美術史、出版文化史。編書に、『絵を読む、文字を見る―日本文學とその媒體』(「アジア遊學」二〇〇八年)、『日本の文字文化を探る 日仏の視點から』(勉誠出版、二〇一〇年)など。フランスでは、光琳、北斎、歌麿、鍬形蕙斎、河鍋暁斎など數多くの江戸時代の畫譜を翻訳し復刻出版している。 田頭 正太郎 國際基督教大學大學院比較文化研究科博士後期課程中退。【専門分野】現代日本文學、文化論専攻。 張 龍妹 北京日本學研究センター教授。【専門分野】『源氏物語』を中心とする平安文學 。主要編著書に、『源氏物語の救済』(風間書房、二〇〇〇年)、『日本文學』(高等教育出版社、二〇〇八年)、『世界語境中的源氏物語』(人民文學出版社、二〇〇四年)、『日本古典文學大辭典』(人民文學出版社、二〇〇五年)、『今昔物語集 本朝部』(挿図本、人民文學出版社、二〇〇八 年)など。 金 鍾徳 韓國外國語大學校日本學部教授。【専門分野】日本中古文學、源氏物語など 。主要著書・論文等に「韓國における近年の日本文學研究」(『文學・語學』二〇〇六年)、「高麗人の予言と虛構の方法」(『源氏物語の始発』竹林舎、二〇〇六年)、「枕草子と朝鮮王朝の宮廷文學」(『國文學』學燈社、二〇〇七年)、「朝鮮王朝と平安時代の宮廷文學」(『王朝文學と東アジアの宮廷文學』竹林舎、二〇〇八年)、「韓國における『源氏物語』の翻譯と研究」(『源氏物語國際フォーラム集成』、二〇〇九年)、「『源氏物語』と朝鮮半島の関わり」(『源氏物語と東アジア』、新典社、二〇一〇年)、「韓日の『白氏文集』受容と作意―『春香伝』と『源氏物語』を中心に―」(『源氏物語と白氏文集』、新典社、二〇一二年)。翻訳:『源氏 イヤギ』(ジマンジ、二〇〇八年)など。 染谷 智幸 茨城キリスト教大學教授。【専門分野】日本近世文學・文化、日韓比較文學・文化。主要編著書に、『西鶴小説論―対照的構造と「東アジア」への視界』(翰林書房、二〇〇五年)、『冒険 淫風 怪異 東アジア古典小説の世界』(笠間書院、二〇一二年)。編著・共著に、青柳まちこ編『文化交流學を拓く』(世界思想社、二〇〇三年)、大輪靖宏編『江戸文學の冒険』(翰林書房、二〇〇七年)、染谷智幸・鄭炳説編『韓國の古典小説』(ぺりかん社、二〇〇八年)、諏訪春雄・広嶋進・染谷智幸編『西鶴と浮世草子研究 第四號 特集[性愛]』(笠間書院、二〇一〇年)、染谷智幸・崔官編『日本近世文學と朝鮮』(勉誠出版、二〇一三年)など。 小島 康敬 國際基督教大學教授。【専門分野】日本思想史。主要編著書に、『徂徠學と反徂徠』(増補版、ぺりかん社、一九九四年)、『江戸社會と國學―原郷への回帰』(監訳、ぺりかん社、一九九九年)、『鏡のなかの日本と韓國』(編著、ぺりかん社、二〇〇〇年)、『日本人と參勤交代』(監訳、柏書房、二〇一〇年)、『近世日本の言説と「知」―地域社會の変容をめぐる思想と意識』(編著、清文堂出版、二〇一三年)『「禮楽」文化―東アジアの教養』(編著、ぺりかん社、二〇一三年)など。 竹村 信治 広島大學教授。【専門分野】物語文學、説話文學 。主要編著書に、『言述論(discours)―for説話集論』(笠間書院、二〇〇三年)、「「內証」の「こと加へ」―中世の言述 」(國語と國文學、二〇一一年一二月)、「〈他者のことば〉と『今昔物語集』―漂う預言者の未來記」(『東アジアの今昔物語集―翻訳・変成・予言』勉誠出版、二〇一二年)など。 ジョシュア・モストウ ブリティッシュ・コロンビア大學アジア學部教授。【専門分野】日本古典文學、日本美術史、比較文學。文學と視覚文化の相関関係の研究。主要編著書に、At the House of Gathered Leaves: Shorter Biographical and Autobiographical Narratives from Japanese Court Literature. (University of Hawai'i Press, 2004)、 「『みやび』とジェンダー―近代における『伊勢物語』」(岡野佐和訳、ハルオ・シラネ・鈴木登美編『創造された古典―カノン形成・國民國家・日本文學』新曜社、一九九九年)、編著に『伊勢物語 創造と変容』(和泉書院、二〇〇九年)など。 高崎 恵 國際基督教大學研究員。【専門分野】文化人類學:宗教人類學。主要著書訳書に、『自己像の選択 : 五島カクレキリシタンの集団改宗』(國際基督教大學比較文化研究會、一九九九年)、「帰屬の場を求めて」西井涼子・田辺繁治編『社會空間の人類學』(世界思想社、二〇〇六年)、マーク・R・マリンズ『メイド・イン・ジャパンのキリスト教』(トランスビュー、二〇〇五年)など。 M・ウィリアム・スティール 國際基督教大學教授。【専門分野】歴史學。幕末の江戸、明治の地方政治史、二十世紀の日本における戦爭と平和。主要著書に、『もう一つの近代―側面からみた幕末明治』(ぺりかん社、一九九八年)、『江戸社會と國學―原郷への回帰』(翻訳、ぺりかん社、一九九九年)、『ローカルヒストリーからグローバルヒストリーへ―多文化の歴史學と地域史』(編著、岩田書院、二〇〇五年)、『日本人と參勤交代』(翻訳、ぺりかん社、二〇一〇年)、Alternative Narratives in Modern Japanese History, Routledge Press, 2003. など。 古藤 友子 國際基督教大學教授。【専門分野】中國哲學。東アジア思想史。主要著書に、『周易本義』(共著、明徳出版社、一九九二年)、『日本の文字のふしぎふしぎ』(アリス館、一九九七年)、『五行大義〈上〉』(共著、明治書院、一九九八年)、『自分で答えをだしたい人のはじめての易占』(青土社、二〇一二年)など。

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