《「おたく」の精神史》是講談社現代新書出版的圖書,作者是大塚英志
基本介紹
- 作者:大塚英志
- 出版時間:2004年2月21日
- 出版社:講談社現代新書
- 頁數:446 頁
- ISBN:9784061497030
- 定價:1026 元
- 叢書:講談社現代新書
內容簡介
著者からのコメント “おたく”なる語が“オタク”と片仮名に書き換えられるあたりから文部科學省や経 済産業省や、ナントカ財産の類がちょっとでもうっかりするとすり寄ってくる時代に なった。ぼくのところでさえメディアなんとか芸術祭という國がまんがやアニメを勝 手に“芸術”に仕立て上げようとするばかげた賞がもう何年も前から“ノミネートし ていいか”と打診の書類を送ってくるし(ゴミ箱行き)、そりゃ村上隆や宮崎アニメ は今や國家の夸りってことなんだろうが、しかし“オタク”が“おたく”であった時 代をチャラにすることに加擔はしたくない。國家や産業界公認の“オタク”と、その 一方で見せしめ的な有罪判決が出ちまった“おたく”なエロまんがはやっぱり同じな んだよ、と、その初まりの時にいたぼくは斷言できる。國家に公認され現代美術に持 ち上げられ“おたく”が“オタク”と書き...(展開全部) 著者からのコメント “おたく”なる語が“オタク”と片仮名に書き換えられるあたりから文部科學省や経 済産業省や、ナントカ財産の類がちょっとでもうっかりするとすり寄ってくる時代に なった。ぼくのところでさえメディアなんとか芸術祭という國がまんがやアニメを勝 手に“芸術”に仕立て上げようとするばかげた賞がもう何年も前から“ノミネートし ていいか”と打診の書類を送ってくるし(ゴミ箱行き)、そりゃ村上隆や宮崎アニメ は今や國家の夸りってことなんだろうが、しかし“オタク”が“おたく”であった時 代をチャラにすることに加擔はしたくない。國家や産業界公認の“オタク”と、その 一方で見せしめ的な有罪判決が出ちまった“おたく”なエロまんがはやっぱり同じな んだよ、と、その初まりの時にいたぼくは斷言できる。國家に公認され現代美術に持 ち上げられ“おたく”が“オタク”と書き換えられて、それで何かが乗り越えられた とはさっぱりぼくは思わない。だから“オタク”が“おたく”であった時代を“オタ ク”にも“おたく”にも雙方にきっちりと不快であるべく本書を書いた。新書にして は異例の400頁超だが、‘諸君!’で連載が中斷したままだった“ぼくと宮崎勤の ’80年代”を加筆改稿したものである。近頃、流行の80年代をノスタルジックに語る 類の書物として本書を刊行する程ぼくは親切では當然ない。できうることなら舊作 ‘アトムの命題’との併読を強く希望する。 大塚英志,1958年生,國際日本文化研究中心教授,漫畫家、評論家、小說集,著有《物語消費論》《少女民俗學》等書。 譯者:周以量,博士,首都師範大學文學院副教授,日本文化研究者、翻譯者、比較文學研究者,譯有《小津安二郎週遊》《(日本人):括弧里的日本人》等書。