金枝篇

金枝篇

《金枝篇》是2002-7-9出版的圖書,其作者是日本ジェームズ・フレイザー(Sir James George Frazer)。

基本介紹

  • 中文名:金枝篇
  • 作者:ジェームズ・フレイザー(Sir James George Frazer)
  • 譯者:永橋 卓介
  • 出版時間:2002年7月9日
  • ISBN:9784002010038
  • 裝幀文庫本
  • 副標題:全5冊セット
  • 原作名:The G
內容介紹,作者介紹,

內容介紹

『金枝篇』(きんしへん、英: The Golden Bough)はイギリスの社會人類學者ジェームズ・フレイザーによって著された未開社會の神話・呪術・信仰に関する集成的研究書である。金枝とはヤドリギのことで、この書を書いた発端が、イタリアのネミにおける宿り木信仰、「祭司殺し」の謎に発していることから采られた。
完成までに40年以上かかり、フレイザーの半生を費やした全13巻から成る大著である。
『金枝』(J.M.W. Turner)、アイネイアス神話の一場面。『金枝篇』の口絵として用いられた。
フレイザーは人類學者エドワード・タイラーの著作に影響を受けて本格的に宗教學や民俗學・神話學を研究するようになり、その成果として1890年に2巻本の『金枝篇』初版を刊行した。その後も増補が繰り返され、1900年には3巻本の第二版、1911年に決定版として第三版が11巻本としてまとめられた。しかしその後にも研究は続けられており、更に1914年には索引・文獻目録、1936年には補遺が追加され、この2巻を合わせた全13巻の決定版が完成した。
この著書はあまりにも大部で浩瀚に過ぎるため、一般読者にも広く読まれることを望んだフレイザー自身によって、1922年に理論面の記述を殘して膨大な例證や參考文獻を省略した全1巻の簡約本が刊行されている。
本書にはヨーロッパのみならずアジア、アフリカ、アメリカなど世界各地で見られる様々な魔術・呪術、タブー、慣習など、フレイザーが史料や古典記録、あるいは口伝から収集した夥しい例が示されている。未開社會における精霊信仰、宗教的権威を持つ王が弱體化すればそれを殺し新たな王を戴く「王殺し」の風習や類感呪術、感染呪術などの信仰の神話的背景を探った民俗學・神話學・宗教學の基本書として高く評価される。
フレイザーの研究姿勢は書斎における文獻調査による事例収集が中心であったため、実際に現地に入り混じって人類學などの研究に従事するフィールドワーク研究者からは、「書斎の學問」「安楽椅子の人類學」として批判を浴びている。また、未開社會と文明社會の間に序列を設けるような文化進化論的思考法も時代的制約とはいえ批判の対象となっている。しかしながら、古代信仰・呪術に関するこれだけの膨大な事例を広く蒐集・総合した例は他にほとんど絕無であり、それだけでも非常に高い資料的価値を持つ。
永橋卓介訳 『金枝篇』、岩波文庫全5巻、重版多數だが、簡約本からの訳書である。

作者介紹

ジェームズ・ジョージ・フレイザー(Sir James George Frazer, 1854年1月1日 - 1941年5月7日)は、社會人類學者。スコットランドのグラスゴー出身。原始宗教や儀禮・神話・習慣などを比較研究した『金枝篇』(The Golden Bough, 1890年 - 1936年)の著者。
1854年1月1日、スコットランドのグラスゴーで長老派教會の両親の間に生まれる。父ダニエル・フレイザーは現地では有名なフレーザー・アンド・グリーン商會の有力な役員であり、母はグラスゴーの裕福な商家の出だった。
1869年11月にグラスゴー大學に入學、ギリシア語とラテン語を専攻する。1873年12月にケンブリッジのトリニティ・カレッジに入學し、古典學の研究に沒頭する。この頃E・B・タイラーの『原始文化』を読んだことと、當時ケンブリッジ大學に在職していたロバートソン・スミスに會ったことが契機となり、古典學から人類學・民族學・神話學の方向へシフトする。
その後畢生の大作『金枝篇』を完成させる為に半生を費やし、後の研究者に大きな影響を與えることとなる。1914年ナイトに敘され、1920年王立學會評議員、1921年トリニティ・カレッジ評議員、1925年メリット勲位受領。
1896年、42歳の時にフランス人の未亡人リリィ・グローブと結婚。1941年5月7日にケンブリッジで老衰により死去。

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