《正治二年院初度百首》是明治書院出版的圖書,作者是久保田 淳,中村 文,渡邉 裕美子,家永 香織,木下 華子,高柳 祐子。
基本介紹
- 中文名:正治二年院初度百首
- 作者:久保田 淳、中村 文、渡邉 裕美子、家永 香織、木下 華子、高柳 祐子
- 出版時間:2016年9月9日
- 出版社:明治書院
- 頁數:570 頁
- ISBN:9784625424212
- 裝幀:単行本
- 叢書:和歌文學大系
內容簡介,作者簡介,
內容簡介
正治二年(一二〇〇)、院政の主後鳥羽院が廷臣や女房に詠進させ、自らも試みた応制百首。“山深み春とも知らぬ松の戸にたえだえかかる雪の玉水”(式子內親王)、“駒とめて袖うち払ふ陰もなし佐野のわたりの雪の夕暮”(藤原定家)などの秀吟が続出し、清新な和歌に目を開かれた院は‘新古今和歌集’撰進を定家らに命ずるに至る。新古今時代の指標となった百首和歌全二三〇〇首に初めて註解を加える。
作者簡介
久保田 淳 著 1933年東京生。専門は和歌文學・中世文學。文學博士。東京大學名譽教授。著書に‘花のもの言う’(新潮社)、‘野あるき花ものがたり’(國小館)、‘歌の花、花の歌’‘ことばの森-歌ことばおぼえ書’(明治書院)、‘隅田川の文學’(岩波書店)、‘新古今和歌集全注釈’全六巻(角川學芸出版)など。 07年瑞寶重光賞。13年文化功労者。 中村 文 著 昭和二十八年愛媛県生。立教大學文學部卒。同大學大學院博士課程後期課程満期退學。博士(文學)。現在埼玉學園大學人間學部教授。著書に‘後白河院時代歌人伝の研究’(笠間書院・平一七年)、‘中世歌論撰’(廣木一人・綿拔豊昭と共著、三彌井書店・平一三年)など。 渡邉 裕美子 著 昭和三六年青森県生。お茶の水女子大學文教育學部卒。早稲田大學大學院文學研究科日本文學専攻博士後期課程退學(研究指導修了による)。博士(文學)。現在、立正大學文學部準教授。著書に‘最勝四天王院障子和歌全釈’(風間書房・平成一九年)、‘新古今時代の表現方法’(笠間書院・平成二二年)、‘歌が権力の象徴になるとき 屏風歌・障子歌の世界’(角川學芸出版・平成二三年)など。 家永 香織 著 昭和三七年栃木県生。お茶の水女子大學文教育學部卒。東京大學大學院博士課程修了。博士(文學)。現在白百合女子大學他非常勤講師。著書に‘為忠家初度百首全釈’(風間書房・平成一九年)、‘為忠家後度百首全釈’(同・平成二三年)、‘転換期の和歌表現 院政期和歌文學の研究’(青簡舎・平成二四年)など。 木下 華子 著 昭和五〇年福岡県生。東京大學文學部卒。同大學大學院博士課程単位取得退學。博士(文學)。現在ノートルダム清心女子大學文學部準教授。著書に‘鴨長明研究──表現の基層へ’(勉誠出版・平成二七年)、‘俊頼述懐百首全釈’(共著、風間書房・平成一五年)など。 高柳 祐子 著 昭和五十二年埼玉県生。上智大學文學部卒。東京大學大學院博士課程単位取得退學。博士(文學)。現在東洋大學非常勤講師。論文に“‘山家集’の斎院”(‘西行學’四號、平成二十五年九月)、“歌人式子內親王の揺籃期をめぐって”(‘和歌文學研究’一〇六號)、(平成二十五年六月)など。