日本推理作家協會賞受賞作全集 (2)

日本推理作家協會賞受賞作全集 (2)

《日本推理作家協會賞受賞作全集 (2)》是雙葉社出版的圖書,作者是木々高太郎,香山滋,山田風太郎,大坪砂男,水谷準

基本介紹

  • 書名:日本推理作家協會賞受賞作全集 (2) 
  • 作者:木々高太郎、香山滋、山田風太郎、大坪砂男、水谷準
  • 出版社:雙葉社
  • 出版時間:1995年5月1日
  • 頁數:288 頁
  • 裝幀:文庫
  • ISBN:9784575658019
內容簡介
日本探偵作家クラブ賞(現日本推理作家協會賞)短編賞の受賞作品集。 木々高太郎、香山滋(新人賞)、山田風太郎、大坪砂男、水谷準の第1回から第5回までが収録されている。昭和20年代の作品であるから半世紀以上経過しているものの、當時の言葉使いや、風俗から、探偵小説と言われた良 き時代に思いを馳せて、今読んでも十分に楽しめる。色あせない名作短編集である。 (収録作品)眼中の悪魔(1949/2回)(山田風太郎)/虛像淫楽(1949/2回)(山田風太郎)/私刑(1950/3回)(大坪砂男)/海鰻荘奇談(1948/1回)(香山滋)/新月(1948/1回)(木々高太郎)/ある決闘(1952/5回)(水谷準) 全體的に水準が高く、特にゴジラの原作者である香山滋「海鰻荘奇談」、山田風太郎「眼中の悪魔」が面白かった。 ■海鰻荘奇談 一萬坪の巨大なプールにウツボを飼育する大...(展開全部) 日本探偵作家クラブ賞(現日本推理作家協會賞)短編賞の受賞作品集。 木々高太郎、香山滋(新人賞)、山田風太郎、大坪砂男、水谷準の第1回から第5回までが収録されている。昭和20年代の作品であるから半世紀以上経過しているものの、當時の言葉使いや、風俗から、探偵小説と言われた良 き時代に思いを馳せて、今読んでも十分に楽しめる。色あせない名作短編集である。 (収録作品)眼中の悪魔(1949/2回)(山田風太郎)/虛像淫楽(1949/2回)(山田風太郎)/私刑(1950/3回)(大坪砂男)/海鰻荘奇談(1948/1回)(香山滋)/新月(1948/1回)(木々高太郎)/ある決闘(1952/5回)(水谷準) 全體的に水準が高く、特にゴジラの原作者である香山滋「海鰻荘奇談」、山田風太郎「眼中の悪魔」が面白かった。 ■海鰻荘奇談 一萬坪の巨大なプールにウツボを飼育する大塚博士。息子の誕生祝賀會の夜、プールで、內臓をぬかれた息子と姉の死體が見つかった ・・・ ■眼中の悪魔 資産家の片倉は、友人 橘の想い人 珠代を、半ば金の力で妻にする。珠代と、その義兄の仲を疑った片倉は、橘に調査を依頼するが ・・・ 本作品集の巻末には、山村正夫の解説が収録されている。江戸川亂歩と、木々高太郎の論爭等、當時の事情が書かれていて興味深い。 それにしても、本シリーズが、大型書店でしか見かけられないことは殘念。

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