戦國宗教社會=思想史

戦國宗教社會=思想史

《戦國宗教社會=思想史》是知泉書館出版的圖書,作者是川村 信三。

基本介紹

  • 中文名:戦國宗教社會=思想史
  • 作者:川村 信三
  • 出版時間:2011年6月
  • 出版社:知泉書館
  • 頁數:415 頁
  • ISBN:9784862851123
  • 定價:7500 元
  • 裝幀:單行本
內容簡介
16世紀の戦國末期に,人口1000萬にも満たない日本列島でわずか數十年の間に30萬から40萬の信徒を獲得し,秀吉や江戸幕府が無視できぬほどに成長したキリシタン宗団の興隆はなぜ可能だったか? 著者はこの問いに応え,日本古來の複合的多神崇拝とは異質なキリスト教の受容を可能にした,戦國末に固有な宗教土壌を宗教社會史の視點から分析するとともに,集団行動に映し出された個人の心の表現を「魂不滅論」や「こんちりさんのりやく」など一次資料を通して思想史的に明らかにすることにより,民衆の側からのキリシタン史見直しと近世史における新たな位置づけを試みた。 15世紀に中興の祖蓮如により再興された真宗本願寺派は,戦國大名に比肩する勢力を擁して全盛期を迎えていた。本書は真宗教団の活動と対比しつつキリシタン固有の展開を立體的に考察する。 両者に共通することは,下からの「信仰共同...(展開全部) 16世紀の戦國末期に,人口1000萬にも満たない日本列島でわずか數十年の間に30萬から40萬の信徒を獲得し,秀吉や江戸幕府が無視できぬほどに成長したキリシタン宗団の興隆はなぜ可能だったか? 著者はこの問いに応え,日本古來の複合的多神崇拝とは異質なキリスト教の受容を可能にした,戦國末に固有な宗教土壌を宗教社會史の視點から分析するとともに,集団行動に映し出された個人の心の表現を「魂不滅論」や「こんちりさんのりやく」など一次資料を通して思想史的に明らかにすることにより,民衆の側からのキリシタン史見直しと近世史における新たな位置づけを試みた。 15世紀に中興の祖蓮如により再興された真宗本願寺派は,戦國大名に比肩する勢力を擁して全盛期を迎えていた。本書は真宗教団の活動と対比しつつキリシタン固有の展開を立體的に考察する。 両者に共通することは,下からの「信仰共同體」である〈コンフラリヤ〉や〈道場〉を組織し,領國支配を超越して全國的規模のネットワークを展開したことと,信仰対象として唯一の神デウスと阿彌陀一仏など「主神崇拝」的信仰形態という日本の宗教史上際だった特徵を示したことである。 本書は北半球の気候変動により日本や西洋を襲った飢饉や疫病など世界史的な視點をも導入し,16,17世紀のキリシタン現象がもつ歴史的射程を見事に描いて,研究史上に新たな1ページを開いた記念碑的作品である。 川村信三[カワムラシンゾウ] 上智大學文學部史學科教授。1958年神戸に生まれる。1999年米國ジョージタウン大學博士號取得。1999年上智大學神學部専任講師。2004年上智大學文學部史學科助教授、準教授を経て現職。博士(Ph.D.歴史學)(本データはこの書籍が刊行された當時に掲載されていたものです)

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