《愛と欲望の三國志》是講談社出版的圖書,作者是箱崎 みどり。
基本介紹
- 中文名:愛と欲望の三國志
- 作者:箱崎 みどり
- 出版時間:2019年8月21日
- 出版社:講談社
- 頁數:256 頁
- ISBN:9784065171912
- 叢書:講談社現代新書
- 售價:JPY 860
內容簡介
「三國志」は『萬葉集』『太平記』にも登場する。江戸時代には、張飛と關羽が女性になる物語や、劉備と孔明が交わる春畫もつくられた。日中戦爭期には「三國志」ブームが訪れた……etc 日本の歴史は「三國志」とともに歩んできた!「三國志」を愛してやまない東大卒女子アナが、その真髄を全く新しい角度から探究する。・・・・・・『三國志演義』は、中國四千年の歴史の中で、一瞬とも言える百年ほどの時代を描いた小說なのに、なぜか日本人は「三國志」が大好き。どうして、「三國志」は日本で人気があるのでしょうか。「日本でずっと読まれてきたから」――そうなのです、日本の歴史は、ずっと「三國志」とともに歩んできたのです。 第一章では、『三國志演義』のあらましと、私がどんな「三國志」に觸れてきたのか、という「三國志の個人史」、第二章では、現代作家による『三國志演義』の多彩な世界を...(展開全部) 「三國志」は『萬葉集』『太平記』にも登場する。江戸時代には、張飛と關羽が女性になる物語や、劉備と孔明が交わる春畫もつくられた。日中戦爭期には「三國志」ブームが訪れた……etc 日本の歴史は「三國志」とともに歩んできた!「三國志」を愛してやまない東大卒女子アナが、その真髄を全く新しい角度から探究する。・・・・・・『三國志演義』は、中國四千年の歴史の中で、一瞬とも言える百年ほどの時代を描いた小說なのに、なぜか日本人は「三國志」が大好き。どうして、「三國志」は日本で人気があるのでしょうか。「日本でずっと読まれてきたから」――そうなのです、日本の歴史は、ずっと「三國志」とともに歩んできたのです。 第一章では、『三國志演義』のあらましと、私がどんな「三國志」に觸れてきたのか、という「三國志の個人史」、第二章では、現代作家による『三國志演義』の多彩な世界をご紹介します。第一章、第二章は、今、どんな日本語の「三國志」があるのかというブックガイドとしてもお使いいただけます。 今だけではなく日本で長きにわたって「三國志」が読まれてきたということを、卑彌呼から江戸時代までを第三章・第四章で、明治時代以降を第五章でご紹介します。 そして、第六章では、現代に繋がる日中戦爭期の「三國志」ブームに迫ってみましょう。日中戦爭下に花開いた日本語の「三國志」が、ほぼそのままの姿で、戦後の「三國志」ブームを作っていくのです。ーー「はじめに」より 著:箱崎 みどり(ハコザキ ミドリ) 1986年、東京都生まれ。ニッポン放送アナウンサー。気象予報士。東京大學大學院総合文化研究科(超域文化科學専攻比較文學比較文化コース)修士課程修了。論文に、「日中戦爭期における『三國志演義』再話の特色」(『比較文學・文化論集』29號、2012年)、「近代日本における諸葛亮の評伝をめぐって」(『三國志研究』第9號、2014年)など。これまでの擔當番組は、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」「テリー伊藤のフライデースクープ そこまで言うか!」「高嶋ひでたけのあさラジ!」「草野満代夕暮れWONDER4」、全國28局ネット「ミュージックスクランブル」など。