儒教怨念と復讐の宗教

儒教怨念と復讐の宗教

《儒教怨念と復讐の宗教》是講談社出版的圖書,作者是淺野 裕一

基本介紹

  • 中文名:儒教怨念と復讐の宗教
  • 作者:淺野 裕一
  • 出版時間:2017年8月10日
  • 出版社:講談社
  • 頁數:320 頁
  • ISBN:9784062924429
  • 定價:1134 日元 
  • 裝幀:文庫
  • 叢書:講談社學術文庫
內容簡介
2000年余りにわたって、東アジア、特に中國・韓國の文化と思想に大きな影響を及ぼしてきた「儒教」に、今、関心が集まっている。しかし、「儒學」ではなく「儒教」とはいったいどんな宗教なのか――日本では意外に知られていない。 本書では、學術文庫『諸子百家』や『孫子』などで、中國の古代思想研究者として知られる著者が、儒教という特異な宗教の成り立ちと正體を暴いていく。 わずかな領地も持たず、生涯のほとんどを無位無官で流浪した一介の匹夫・孔子。政界に地位を得て為政に參畫せんと野望を抱きながら挫折し、みじめな人生を送ったこの男の妄執が、怨念と復讐の宗教を生んだ。名聲では王公を凌いだ、天子にこそなれなかったが功業は堯・舜を凌ぐ――孔子の弟子たちや後世の儒者が執拗に語るほど、そこには「受命なき聖人」の情念が色濃くにじみ出ている。 時に體制擁護のイデオロギーとして利用さ...(展開全部) 2000年余りにわたって、東アジア、特に中國・韓國の文化と思想に大きな影響を及ぼしてきた「儒教」に、今、関心が集まっている。しかし、「儒學」ではなく「儒教」とはいったいどんな宗教なのか――日本では意外に知られていない。 本書では、學術文庫『諸子百家』や『孫子』などで、中國の古代思想研究者として知られる著者が、儒教という特異な宗教の成り立ちと正體を暴いていく。 わずかな領地も持たず、生涯のほとんどを無位無官で流浪した一介の匹夫・孔子。政界に地位を得て為政に參畫せんと野望を抱きながら挫折し、みじめな人生を送ったこの男の妄執が、怨念と復讐の宗教を生んだ。名聲では王公を凌いだ、天子にこそなれなかったが功業は堯・舜を凌ぐ――孔子の弟子たちや後世の儒者が執拗に語るほど、そこには「受命なき聖人」の情念が色濃くにじみ出ている。 時に體制擁護のイデオロギーとして利用され、時に革命思想として弾圧されながら、その底に流れるルサンチマンの精神は払拭されることはなかった。そして清朝末期、近代にいたり、変法自強運動の旗手・康有為の手によって「儒教神學」は完成する。「聖人君子の道徳」という従來のイメージを覆す、新視角の儒教論。 [原本『儒教 ルサンチマンの宗教』平凡社新書、1999年刊] 生涯のほとんどを無位無官で流浪した一介の匹夫・孔子。夢破れた男の妄執が、「受命なき聖人」の神話を生んだ。時に體制擁護のイデオロギーとして利用され、時に苛酷に弾圧されながら、その底に流れるルサンチマンは二千年余りの間、払拭されることはなかった。東アジア世界の精神的紐帯として機能してきた宗教の本質を抉り、そのイメージを一新する。 淺野 裕一 1946年仙台市生まれ。東北大學文學部卒業、同大學大學院文學研究科博士課程修了。専攻は中國哲學。文學博士。東北大學大學院環境科學研究科教授などを経て、現在、東北大學名譽教授。おもな著書に『孔子神話』『古代中國の言語哲學』『「孫子」を読む』『古代中國の宇宙論』『老子と上天』などのほか、講談社學術文庫に『孫子』『墨子』『諸子百家』がある。

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