『河海抄』の『源氏物語』

『河海抄』の『源氏物語』

《『河海抄』の『源氏物語』》是和泉書院出版的圖書,作者是吉森佳奈子

基本介紹

  • 中文名:『河海抄』の『源氏物語』
  • 作者:吉森佳奈子
  • 出版時間:2003年11月
  • 出版社:和泉書院
  • 頁數:287 頁
  • ISBN:9784757602243
  • 定價:10000 日元
內容簡介
本書は、『河海抄』が成り立たせた『源氏物語』とそのゆくえについての考察である。『源氏物語』について、近代的な読みの制度(わたしたちにとっての『源氏物語』)をいったん括弧に入れ、『河海抄』がどのような知のうちに『源氏物語』を成り立たせていたかを明らかにする。『河海抄』は、さまざまな史実や文獻を舉げているだけのようにも見えるが、その例の列舉によって、『源氏物語』にいわば息を吹きこむ。それを、「注釋史」、「享受史」と言うのは正しくないであろう。『河海抄』の『源氏物語』と言うべきであり、それを見屆けることから、それぞれの時代にそれぞれの意味をもってあった『源氏物語』(更新されてゆく『源氏物語』)として見ることに導かれる。そこから、それとは異なるものとしてある近代以降の、わたしたちにとっての『源氏物語』を問うことにもなる。本書は、『河海抄』の知のありよう…(展開全部)本書は、『河海抄』が成り立たせた『源氏物語』とそのゆくえについての考察である。『源氏物語』について、近代的な読みの制度(わたしたちにとっての『源氏物語』)をいったん括弧に入れ、『河海抄』がどのような知のうちに『源氏物語』を成り立たせていたかを明らかにする。『河海抄』は、さまざまな史実や文獻を舉げているだけのようにも見えるが、その例の列舉によって、『源氏物語』にいわば息を吹きこむ。それを、「注釋史」、「享受史」と言うのは正しくないであろう。『河海抄』の『源氏物語』と言うべきであり、それを見屆けることから、それぞれの時代にそれぞれの意味をもってあった『源氏物語』(更新されてゆく『源氏物語』)として見ることに導かれる。そこから、それとは異なるものとしてある近代以降の、わたしたちにとっての『源氏物語』を問うことにもなる。本書は、『河海抄』の知のありようを當時の文脈にそくして照らし出すことによって、テキストの受容、流布、また、歷史意識等をめぐる従來の通念を再検討しつつ、『河海抄』の『源氏物語』をあらわしだすことを試みたものである。1998年青山學院本科大學院文學研究科博士後期課程退學。1998年~2000年東京大學大學院総合文化研究科・教養學部助手。2000年~信州本科教育學部助教授。專攻分野は國文學史(本データはこの書籍が刊行された當時に揭載されていたものです)

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